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2002年12月22日発行 第170号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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「どの子もわかる教育をしてほしい」 「30人学級を」の父母の願いを 自民、公明、民主、合同が否決 11月25日、品川保育問題協議会が提出した「小、中学校の30人以下学級の実現を求める」の請願が区議会文教委員会で審議されました。共産党だけが賛成。自民、公明、民主、合同が反対し、一万3千3百人を超える署名に込められた切実な願いに背をむけました。 少人数学級は全国の流れ、世界の流れ 国はいまだに40人学級編成の方針ですが、自治体の判断で40人未満の少人数学級ができることになりました。現在21道府県1政令市が実施しています。いまや少人数学級は全国的な大きな流れになっています。 品川区の実態は? 現在、品川区内の31人以上の学級数は小学校が111学級(27・5%)、中学校では115学級(77・2%)となっています。区の説明では、品川区で30人学級にするには、小学校で75学級、中学校で41学級増えることになり、そのために必要な教員は小学校 世界の状況は・・・
みなさんどう思いますか 委員会審議の中で与党は、「現状の中で十分対応されている」(自民ー原議員)「30人、30人と人数だけをいうのは教員の指導力がないのを認めていること」(自民―石田議員)、「クラスの人数が少ないから、できの悪いのがよくなったかというとそうでもない。・・人数でどうこうというのではない」(公明ー中島議員)、「数の問題ではなく中身の問題。今決める問題ではない」(民主ー高星議員)、「クラスの定員の編成が、教育に大きな支障を及ばしているという認識はない」(合同ー佐藤議員)と反対し、請願を否決しました。 共産党ー 沢田議員(共産)は、「教育をめぐる状況は一刻も猶予できない。一人の先生がみる子どもの数を減らせば一人ひとりにきめ細かい、分からないところに手が届くような教育ができる。一部の子どもたちのために小中一貫校に100億円投入するのでなく、30人学級の実現で全体の子どもによい教育を行うべきだ。少人数学級は全国的な大きな流れ、世界の流れ。品川区でも近い将来に必ず取り上げる時が来る。それを早めてやるべきだ」と賛成の立場で発言しました。
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