日本共産党品川区議団TOPへ         「こんにちは鈴木ひろ子です。」目次へ

鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2003年1月19日発行
第173号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年5月29日(水)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


品川区の介護保険料
値上げを -どこでも値上げというときに- ストップさせました
「ありがとう」の声

 品川区は23区一番高い保険料、一番低いサービスの利用率  「区議会第二党の8議席に躍進した共産党の役割が、これほどはっきりと光っているものはありません」ー小池晃参議院議員は品川の共産党旗開きで品川区の介護保険料の値上げがストップされたことについてこのように話しました。

 さらに小池さんは、「品川区の介護保険について厚生労働省は『全国のモデルだ』といってきました。厚生労働省のモデルというのは住民から保険料を高く取りサービスはできるだけ低く抑えるというもの。事実そのとおり、品川区は23区で1番高い保険料、サービス利用率は一番低いというものになりました。他の自治体がいっせいに値上げするという中で厚生労働省がモデルといってきた品川区で値上げをストップさせたことは全国的な意義をもっている」と語りました。

 共産党は制度の開始前から「品川の保険料は23区で1番高い。その原因はサービス利用の過大な見積りにある」と保険料の値下げと低所得者の負担軽減を求めてきました。区民と共に学習会や署名運動も旺盛に取り組んできました。

 区は当初見積もりすぎを否定しましたが、2年目にはいる時、見積もりすぎを認めて計画を修正しました。今回、制度の見直しにあたり2年間でため込んだ基金がなんと14億4千万円、高齢者一人あたり25132円にものぼり、23区でトップ。保険料の取りすぎがさらに証明されました。

 区は4月からの保険料の値上げをストップせざるを得なくなったのです。これは低所得者の保険料減額制度につぐ大きな成果です。

高齢者1人当たり積立金 サービス利用率(%)
品川 25,132 43
練馬 0,193 46.8
新宿 0,007 統計ナシ
中野 18,793 46
杉並 18,335 統計ナシ
足立 17,557 統計ナシ
大田 17,022 43.7
荒川 16,795 45.4
豊島 16,762 43.85
目黒 16,847 52.5
江戸川 15,460 44.9
葛飾 14,918 統計ナシ
江東 14,705 50.7
板橋 14,128 46.9
墨田 13,723 統計ナシ
世田谷 11,944 51.9
文京 11,794 47.9
台東 11,175 46.8
渋客 11,140 49.1
千代田 10,390 54.9
10,156 55.9
8,875 統計ナシ
中央 6,710 45.7

新年にあたり
地域の仲間から抱負を寄せていただきました
先週につづいてお知らせします

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は東京都生活と健康を守る会は40周年を迎えました。それに先立ち、昨年2月から品川の守る会では記念式典(11月)までに300部の新聞を広げようと役員を先頭に班員と一緒に取り組みました。多くの方が拡大に参加して11月に達成し、祝賀会に出席することができました。

 班を中心にした「生活相談会」も開き、定着しつつあります。地域の困っている人の助けに少しでもなることができればと思います。また、年々後退する福祉と医療を元に戻せという運動も会員さんを増やしながら続けていきます。

 「うれしい話」…荏原中延駅の階段に色がつき(写真)、目の弱い方に喜ばれています。「私の要求」が10年越しで実現しました。鈴木さんのおかげです。


階段に付けられたテープ

品川生活と健康を守る会
常任理事 井上勝代

 新年明けましておめでとうございます。

 長引く不況と小泉政権の悪政に区民は怒りながらも「どうにもならない」というあきらめの中にいます。まさに政治の閉塞感が満ちあふれいます。鈴木ひろ子区議と一緒に新年のあいさつ回りに行く先々で「何とかしてほしい」という声を、今度こそ政治に生かしたいと強く思うこの頃です。
 今年の一斉地方選挙は、全国各地で国民のこうした怒りが爆発する選挙になるのではないでしょうか。地域のみなさん、手を取り合って大きく政治を変えましょう。よろしくお願いします。


日本共産党西中延支部長 
 梅木 健三