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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2003年3月17日発行
第181号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2020年5月28日(月)17:00〜
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


待機者 増え続けて700人
特養ホームの増設計画を予算委員会で私・鈴木が求めました

3月12日、予算特別委員会4日目の審議で私・鈴木は特養ホームの増設を求めて質問しました。

介護保険が始まって待機者は増え続けるばかり

この3年間で特養ホームの待機者は増え続けています。品川区は、半年毎に入所調整会議を行い入所者を決めていますが、その申請者数は、183人→311人→368人→458人→521人→640人と増え続け、今年2月ついに700人となりました。(下表参照)


入所調整会議のたびに増える待機者

品川区はどんなに待機者が増えようが「特養ホームはこの先増設しない」と言います。私は「3年間でこれほど増え続け、さらに深刻になることが分かっていながらそれでもつくらないのか」と迫りました。早津課長は「つくる計画はございません」と冷たく言い切りました。

区内特養のベッド数は23区中18番目
これでどこがトップクラス?

品川区は「特養ホームは計画的に整備してきたのでトップクラス」と言ってきました。しかし私は23区調査をして驚きました。この間他の区は特養ホームをつくり続け、さらに今後の増設計画を持っています。計画のない区は23区で品川含めてわずか5区しかありません。
今後の計画も含めて区内特養ホームのベッド数を高齢者人口対比で計算すると、品川区は、23区中なんと18番目だったのです。トップクラスとはとても言えません。

在宅介護は限界
待機者のうち現在施設入所が7割

区はどんなに待機者が増えようが「品川区の特養ホームは足りている。必要な人は入れている」と言いいます。しかし特養ホームの入所待ちの方のうち在宅で生活している方はわずか3割。7割の方は在宅介護が限界という状況で、老人保健施設を3ヶ月ごとに転々とせざるを得なかったり、負担の大きい老人病院に入院しているのが実態です。

月26万円かかるケアホーム
入れる人はごく一部

区は「特養ホームはつくらないが、その代わり荏原市場跡地に多様な要求に応えてケアホームをつくる」と言います。しかしケアホームは1ヶ月の利用料が26万円です。介護度が高いとさらに高くなります。その他紙おむつ代や医療費は別料金です。
いったい30万円ものお金を毎月払い続けられる人が品川区にどれだけいるのでしょうか。品川区の高齢者は、住民税世帯非課税者が36%を占め、国の平均より高くなっています。年間所得が250万円(段階別で最高所得)を超える方はわずか17%に過ぎず、さらにそのうちの一部の方しか入れません。

ケアホームの委託先は(株)ミサワホーム

しかもこのケアホームは(株)ミサワホームに委託するのです。品川区は大手企業の営利を保障するために一部の高額所得者を対象としたケアホーム(有料老人ホーム)をつくるが、どんなに待機者が増えようが誰もが入れる特養ホームはつくらない。冷たい姿勢が明らかになりました。
私は「品川区はごく一部の高額所得者を対象とした施設はつくるが、誰もが入れる特養ホームはつくらない。他区と比べても特異な区になっている。特養ホームを増設すべき」と主張しました。