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2003年11月23日発行 第206号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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特養ホームの建設を! シリーズその2 「ああ、生きてる感じや!」 少し暴れたという理由から重度の痴呆症と診断され、老人病院のベッドにくくられていた方が、特養ホーム喜楽苑にはいられて、地域の居酒屋に案内され、(喜楽苑では商店街やレストランなどお年寄りが行きたいというところどこでも出かけるとのこと)乾杯のビールを一口飲んで思わず言われた言葉だそうです。 「品川でも高齢者の人権が尊重され、全室個室の誰もが入れる特養ホームをつくりたい」の思いで、飯沼、菊池区議と私・鈴木の3人で兵庫県尼崎市にある新型特養ホーム「けま喜楽苑」を視察しました。 「高齢者のそれまで生きてきた人生を大事にし、その人らしい生活をどう援助していくのか」職員みんなで話し合い積み上げていく。施設長さんのお話は熱く胸に響きました。 朝食は自由に気のあった人と 「けま喜楽苑」の1日はゆっくりと静かにスタートする。朝食は各人の生活リズムに合わせて2時間半の間に自由に、パジャマでもOK。 排泄介助はオムツの種類から交換時間など徹底してその人にあわせ、プライバシーが守られています。 入浴は流れ作業で行うのではなく、一人の人に一人の援助員が介助し、一般入浴は家庭的なサイズのひのき風呂。ゆったり気持ちよく入れるお風呂を目指しているとのことでした。 入居者に人気のバーラウンジ 言葉づかいは尊敬語、ていねい語で 施設長さんが入居者の方に話す時、自らしゃがみ、目線をあわせて丁寧に、なおかつ親しみをこめて話しているのが印象的でした。 見せていただいた個室はなき御主人の油絵が飾られ、たんすや鉢植えなど個人の家という感じでした。その方は、「気楽苑」に入られてからいろいろなことに意欲的に取り組み介護度が軽くなったそうです。 職員みんなで話し合い、発想も豊かに転換しながら、高齢者の可能性を引き出し「きらめく時」を作り出す取り組みに感動しました。品川の取り組みにぜひ生かしたいと思います。
東中延1丁目のマンション横の 電柱 東中延1丁目のマンションについて、4年前の建設の時、建て主の潟Wョイントコーポレーションと地域住民の方々で話し合いを続けてきました。私・鈴木も相談を受け、一緒に関わってきました。 潟Wョイントコーポレーションは、マンションのセットバックにより道路の真ん中にくる電柱を、竣工後に責任をもって道路端に移設すると約束していたにもかかわらず、この約束を守りませんでした。 地域の方から、「救急車や消防自動車が入れるよう電柱を道路端に移設してほしい」と相談があり、区からの東電への交渉、マンション管理会社への働きかけを一緒に取り組みました。このたび、マンション管理組合の了承もされ、東電としても無料で移設することが決まりました。 マンション建築紛争時の建て主との約束事は、協定書などの書面にきちんと残し、守らせることが大切だとあらためて思いました。 道路の真ん中にある電柱 |