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2003年11月30日発行 第207号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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「学童保育をなくさないで」シリーズその7 保育園や学童父母の皆さんが集めた署名1万775筆をそえて「一人一人の子どもたちが大切にされる品川区を求める請願」が区議会に出され、11月25・26日、文教委員会と厚生委員会で審議されました。残念ながら賛成は共産党だけ。自民・公明・民主・無所属(西本貴子議員)の反対で否決となりました。 運動の力で要求が実現 この間の父母の運動と議会での論戦を通じて、「いまのすまいるスクールで充分対応できる」としていた区が態度を変え、いくつかの要求が実現しました。内容は以下の通りです。 1.教育委員会と児童課の合同説明会を行い、両課長が責任をもって説明する。(説明会の予定は表の通り)
専任指導員の複数配置 は父母の強い願い 今回の請願の「学童保育事業の継続を」で出された6項目の内、1.定員を定めて、専任職員の複数配置を。2.個人のロッカーの設置を。3.子どもが横になれるスペースを確保して。4.おやつの実施を。の4項目の要求は実現に至っていません。 特に、1.の「専任指導員の複数配置」については、父母が最も強く求めているものです。 川崎「わくわくプラザ」で小1転落で重症 11月11日夕方、川崎市「わくわくプラザ事業」の実施中、小学校1年生の男子児童が2階の窓から転落し、頭がい骨骨折の重傷を負う事故が起こりました。当日は80人の児童に対して7人の職員体制。2階には職員1人がついていたが、この職員が1階に降りた間に事故が起きたとのこと。 「ひろ子ニュース」でもお知らせしてきましたが、川崎市が4月から始めた品川の「すまいるスクール」版「わくわくプラザ」では事故が多発しています。 移行後の7ヶ月間で、骨折34件、縫合の必要な怪我24件含174件もの事故が起きています。 川崎の二の舞にならない対策を ある指導員の方は、「子どもと指導員との人間関係、信頼関係が最も大事。子どもを良くわかっていれば適切な対応もとれ、子どもも落ちついている。そのためにも継続して子どもたちと関わることが大切」と言われました。川崎の二の舞にならないためにも、正規職員複数配置は最低の条件です。 合同説明会(表面表)で意見・要望を積極的に出しましょう。 |