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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2003年11月30日発行
第207号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


「学童保育をなくさないで」シリーズその7
またまた1万を超える署名!
運動の力で 合同説明会の開催、連絡帳、保護者会など実現

 保育園や学童父母の皆さんが集めた署名1万775筆をそえて「一人一人の子どもたちが大切にされる品川区を求める請願」が区議会に出され、11月25・26日、文教委員会と厚生委員会で審議されました。残念ながら賛成は共産党だけ。自民・公明・民主・無所属(西本貴子議員)の反対で否決となりました。

運動の力で要求が実現

 この間の父母の運動と議会での論戦を通じて、「いまのすまいるスクールで充分対応できる」としていた区が態度を変え、いくつかの要求が実現しました。内容は以下の通りです。

1.教育委員会と児童課の合同説明会を行い、両課長が責任をもって説明する。(説明会の予定は表の通り) 
2.留守家庭児童の把握を「参加登録申込書」で行う。
3.出欠席の確認について:1・2年生の希望者には、参加予定で欠席の場合、保護者に電話連絡する。
4.連絡帳は希望すれば使用可能。
5.保護者会は開催する。
6.指導員は、16年4月以降の参加予測を踏まえて必要な人員を配置する。(ただし非常勤)
7.障害児保育は、職員配置も含めて学童保育と同じ対応をする。

会場校 日時 対象校
京陽小 11月29日(土)PM3:00〜 京陽、中延、小山台、後地、平塚
城南第二 12月1日(月)PM6:30〜 城南第二、城南、品川、浅間台、台場
浜川小 12月6日(土)PM3:00〜 浜川、鮫浜、鈴ヶ森、立会
第二延山 12月6日(土)PM6:00〜 第二延山、延山、清水台、小山、源氏前、旗台
芳水小 12月9日(火)PM6:30〜 芳水、三木、御殿山

専任指導員の複数配置 は父母の強い願い

 今回の請願の「学童保育事業の継続を」で出された6項目の内、1.定員を定めて、専任職員の複数配置を。2.個人のロッカーの設置を。3.子どもが横になれるスペースを確保して。4.おやつの実施を。の4項目の要求は実現に至っていません。

 特に、1.の「専任指導員の複数配置」については、父母が最も強く求めているものです。 

川崎「わくわくプラザ」で小1転落で重症

 11月11日夕方、川崎市「わくわくプラザ事業」の実施中、小学校1年生の男子児童が2階の窓から転落し、頭がい骨骨折の重傷を負う事故が起こりました。当日は80人の児童に対して7人の職員体制。2階には職員1人がついていたが、この職員が1階に降りた間に事故が起きたとのこと。

 「ひろ子ニュース」でもお知らせしてきましたが、川崎市が4月から始めた品川の「すまいるスクール」版「わくわくプラザ」では事故が多発しています。

  移行後の7ヶ月間で、骨折34件、縫合の必要な怪我24件含174件もの事故が起きています。

川崎の二の舞にならない対策を

 ある指導員の方は、「子どもと指導員との人間関係、信頼関係が最も大事。子どもを良くわかっていれば適切な対応もとれ、子どもも落ちついている。そのためにも継続して子どもたちと関わることが大切」と言われました。川崎の二の舞にならないためにも、正規職員複数配置は最低の条件です。

 合同説明会(表面表)で意見・要望を積極的に出しましょう。