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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2004年2月15日発行
第215号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


2004年度予算案
来月1月から実施
小学生の医療が無料に
父母の願い実現

 品川区は来年度予算案に「子どもすこやか医療費助成制度」(仮称)を新設、小学校の医療を無料化します。保育団体、共産党区議団は、乳幼児医療費対象拡大、所得制限の撤廃を求めてきました。

 乳幼児医療費助成は0歳から就学前まで13687人を対象としてきました。新制度では小学校1年から6年まで10652人を新たに対象とします。医師会などと協議をするため、実施は2005年1月からとなります。

 なお、乳幼児医療費助成制度、すこやか医療費助成制度ともに所得制限を(収入約1000万円未満)とし、1割の世帯を対象外にしています。

そのほか子ども施設への耐震診断、木造住宅耐震診断助成など前進

 小中学校、幼稚園・保育園、児童センターなど子どもたちの通う施設の耐震診断が実施されることになりました。共産党区議団はこの間施設の現地調査を行い、区議会で繰り返し求めていました。

 木造住宅の耐震診断への助成は専門機関との協定額15万円の1/2を助成。4月から助成開始となります。

 そのほか、小中学校特別教室へのクーラー設置、区民集会所のリフレッシュ工事とエレベーター設置、区独自のホームレス調査など、区民から要望が上げられ、共産党が議会で提案してきたことが大きく前進しました。

大問題!保育料値上げ27%!品川区が提案
保育料 今年10月から3年間、毎年9%づつの値上げ

「子育て支援」掲げるなら、保育料値上げ、学童保育全廃はやめるべき

 品川区は、今年10月から、保育料を毎年9%づつ3年間で27%の値上げ案を発表しました。また、学童保育クラブ38館を3年間で全廃(4月から10館の閉鎖)するとしています。

 共働き世帯が増える中、保育園、学童保育クラブの希望者は年々増え続けています。品川区は「子育て支援」を掲げていますが、それなら23区どこもやらない保育料値上げや学童全廃はやめるべきです。

区民の税金でキャバレー通い
自民党が区に一部返還

 自民党品川区議団が銀座や六本木のキャバレー、カラオケバーなどでの遊興費を政務調査費で支出していた問題で、同区議団が「誤解を招きかねない不相応な支出だった」と、その一部31万円余を区に返還しました。自民党はこれまで、銀座のキャバレーは「産業振興・景気動向調査研究」、六本木のクラブは「自民党都連青年部・青年局との意見交換」と説明していました。

 この問題は、品川区民オンブズマンの会(佐藤龍雄代表)の調査によって判明。佐藤代表らが遊興費に使ったと見られる620万円の返還を求めて訴訟、東京地裁で審理中でした。同会は「返還は氷山の一角。公明党や民主党系会派も2割以上 飲食に使っており、是正を求めていきたい」と語っています。


予算議会が始まります

 新年度予算審議を主な議題とする区議会第1回定例会が2月25日(水)から1ヶ月間の日程で始まります。本会議における日本共産党の代表質問と一般質問の日程は次のとおりです。
●代表質問
沢田英次党区議団長
 2月25日(水)Pm3時30分
●一般質問
菊地貞二区議会議員
 2月26日(木)Pm3時30分
飯沼雅子区議会議員
 2月27日(金)Pm3時30分
※お誘い合わせて傍聴においでください。なお、開始時間は変動することがあります。