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2004年2月29日発行 第216号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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品川区が発表 「子育て支援」を言いながら 23区で品川区だけ 品川区は今年10月から、保育料を毎年9%づつ3年間で27%値上げ案を発表しました。23区で保育料値上げを打ち出したのは品川区だけです。 「これでは子どもが産めない」ー値上げ反対の署名に共感 23日、私は保育園の父母の方と一緒に保育園前で「値上げ反対」の署名活動に取り組みました。「値上げの方針ご存知ですか?」と聞くと、知っている人は一人もいませんでした。「27%もですか?学童はなくなるし、これでは子どもが生めないですよ」「今でも大変なのに品川区は一体何考えているの?」など怒りの声がたくさん出され、「家族や隣近所集めてきますから何枚か下さい」と持ち帰ってくれた方も何人もありました。ほとんどの方が「頑張ってください」と快く署名してくれました。 父母や区民に知られる前にスピード採決ねらう 今年10月から9%値上げするための条例が議会に提案されたのは2月17日です。その条例が厚生委員会で審議されるのは3月1日。この間2週間もありません。保育園を利用している父母さえも値上げについて知らされることもなく議会で決められようしています。区政の主人公は区民ということを全く忘れた区政運営ではないでしょうか。 年間9万4800円の新たな負担 年間保育料44万円に(平均階層) 平均階層(区の説明:D10階層)の保育料の値上げを試算しました。現在2万9000円が27%値上げされると3万7100円(7900円増)に。なんと再来年には年間9万4800円の負担増となり、保育料は44万5200円となります。 品川区は、16年度の区政方針の柱に「子育て支援」を掲げています。23区どこもやらない学童保育クラブの全廃、保育料大幅値上げ、これでは子育て支援とはいえません。 皆さんと一緒に学童保育事業の存続、保育料値上げ反対の世論と運動を広げ、議会でもがんばります。
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