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2005年1月23日発行 第251号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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ご存知ですか?中延駅隣の葬祭場問題(シリーズ2) 中延駅の隣に葬祭場建設、事業主は大阪の鰍ウくら相互。「中延の街はいったいどうなるの?」ー昨年12月突然ふってわいた問題に、地域では「中延の環境を考える会」がつくられ、事業主に対して説明会開催を要請し、品川区議会に対する請願署名、模擬葬列の車での地域影響シミュレーションなどが取り組まれています。 事業主からの説明会が1月30日に開催 「12月19日の『説明会』では内容が分からない。あらためて説明会を開いてほしい」ー12月27日、区の担当課長立会いのもと、近隣住民の方々から業者に直接「質問と要望書」を手渡しました。内容は@今後の事業主体A地域住民へのメリットB人や車の地域への影響のシミュレーション実施をC防音、防臭、管理体制など10項目。葬祭場ができると地域はどう変わるのか不安の声が広がっています。 請願署名運動始まる 請願項目は「中延駅隣接地に予定されている葬祭場は、近隣住民の理解なしには建設しないよう対応をお願いしたい」というもの。 要旨では第1に中延駅前の交通事故の危険性の増大について指摘しています。「現在でも人通りが多く車の通行が困難、歩行者にとっても危険な状態です。さらに葬祭場の車両(霊柩車やマイクロバス、タクシーなど)や参列者による交通の混雑が予想され、駅利用者や買い物客、通学路を通る小中学生、老人ホームや医療機関に通う高齢者が事故にあう危険性が非常に大きくなります」。その他、「街全体の雰囲気が暗くなるのではとの不安、街の雰囲気の変化による商店街への影響、近隣住民への生活環境問題や資産価値の低下などが予想されること、さらに葬祭場の事業が設計、建築、事業運営まで品川区以外の業者で構成されており、近隣の商店街や住民にはメリットが見出せない」と述べています。 「中延の環境を考える会」(以下「考える会」)の代表には近隣の町会長、副会長、商店会理事長や副理事長、PTA会長、近隣住民の方々が名を連ねています。 杉並区でも中延と同じ業者鰍ウくら相互が富士見丘駅前に葬儀場建設を計画。住民の反対運動で2年間一歩も動かない状態です。昨年暮れ、地域の方と一緒に「反対同盟」会長さんにお話をお伺いしてきましたが、杉並では署名活動で一気に運動が広がったそうです。(詳細は次号で) 模擬葬列によるシミュレーション 「葬祭場ができたらどうなるか」ー「考える会」は1月24日、実際に洋型寝台車やマイクロバス、乗用車などに乗車して、環境や交通の影響を予測、検証する「人車動的シミュレーション」を計画、体験乗車希望者を募っています。見学は自由です。 1月27日には30日予定の説明会の対策、シミュレーションの報告、請願活動などの対策会議が予定され、地域の方々のたくさんの参加が期待されています。 |