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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2005年3月27日発行
第258号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


都営地下鉄「中延駅」出口の公園 今まで通り使えます
都からの返却要求に秋田都議が交渉

 都営地下鉄「中延駅」出口(東急線連絡)にある公園は、中延駅前通り商店会が都より借り受け管理しています。東京都が「資産の有効活用をはかりたいので今年9月までに返却するように」と求めてきました。商店会長さんより相談があり、秋田かくお都議が都の交通局に交渉。都は検討の結果「今まで通り使っていただいてよい」と回答してきました。

公園は商店会が管理しています

 地下鉄中延駅を出たところの公園は、ちょっとひと休みしたり、また待ち合わせにと地域の住民に便利に使われています。この公園は36年前(1969年)より中延駅前通り商店会が地域のためにと東京都より借り受け、商店会が管理しています。週2〜3回の清掃、据えてあるベンチなどの維持管理費は商店会費から出されているとのことです。季節の花は品川区が植え替えています。

 都からはこれまでも何度か返却するように言ってきたそうですが、具体化しませんでした。昨年暮れ「東京都が財政難の折、空き地を有効活用したい。駅前でコーヒーショップやカレー屋などができる店舗をつくり貸し出したい。入札にかけるので9月頃までに返却を」と言ってきたとのこと。

 商店会長さんより「何とかならないか」と相談があり、秋田かくお都議が都の交通局資産運用部資産活用課長に交渉しました。課長は「交通局も都バスの赤字で経営が苦しいのであらゆる資産を洗い出して運用することになった。中延の件は検討させてください」とのことでした。

 2月末、「検討した結果、埋設物もあるようですし今回は運用しないことにしました。返却の話はなかったことにして下さい」と回答がありました。

 商店会長さんも「今まで通り地域の皆さんに使っていただけることになってよかった」と話していました。


ご存知ですか?こんな制度
*「品川区高齢者住宅あっ旋事業」
*品川区助成福祉資金貸付「転宅資金」

 中延4丁目にお住まいのAさんは67歳、体調を崩し、今までの仕事が続けられなくなりました。部屋代8万円が払えないので安い部屋に引っ越したいが、引越し費用がなく困っていると相談がありました。Aさんは次の制度を使い、無事引っ越すことができました。

1、品川区高齢者住宅あっ旋事業:10万5000円の助成
対象:65歳以上のひとり暮らし、または全員が65歳以上の世帯の方。立ち退き要求を受けているか住宅に困窮している。区内に2年以上居住。
助成:礼金・仲介手数料(合計10万5千円以内)

2、転宅資金貸付:26万円を年1%で貸付
対象:品川区に6ヶ月以上在住の配偶者がいないか扶養を受けられない女性。
 詳しくは鈴木までご相談ください。