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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2005年6月19日発行
第267号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年5月29日(水)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


ご存知ですか?中延駅隣の葬式場建設問題(シリーズ11)
「工事を直ちにやめよ!」


子どもたちの通学路です

中延の環境を考える会  工事強行に緊急抗議行動

 中延駅隣の葬祭場計画、鰍ウくら相互は住民が求める説明会を拒否したまま、6月13日、工事を強行しました。あまりにもひどい住民無視のやり方に「許せない!」と怒りの声が大きく広がりました。「中延の環境を考える会」は緊急に葬祭場予定地前で、ハンドマイクで工事業者への抗議行動を行いました。その後、業者は工事をやめて撤退しました。「考える会」は工事を続ける限り抗議行動を続けるとしています。


現場責任者に抗議文を手渡す

パネルで囲いがされた現場

鰍ウくら相互は、品川区の指導要綱に定める説明会も拒否しながら、6月10日近隣の一部に一片の通知を配布しただけで、3日後の13日、囲いを作る工事を強行しました。地域では「いったいどうなっているの?」「ひどすぎる!」驚きと怒りの声が広がりました。

 「中延の環境を考える会」は、鰍ウくら相互に対して説明会を求める文書、工事を請け負った大末建設に抗議文を郵送しました。さらに…。

地域住民30名の参加で抗議行動

 翌日、「考える会」が地域に呼びかけ、葬儀場建設予定地前で緊急の抗議行動を行いました。

急だったにもかかわらず、参加者は30人近くとなり、事務局や代表者、地域の方、私・鈴木も訴えました。抗議文を読み上げ、総代表吉岡会長から現場責任者に手渡すと、「一存では決められないので上部と相談します」と答え、業者は抗議行動が終わるや、工事をやめて撤退しました。「考える会」は「工事を続ける限り抗議行動も続けます」と伝えました。

「区は事業主への強力な指導を」

鈴木が一般質問で取り上げます 6月23日の区議会第2回定例会本会議の一般質問で、私・鈴木は、中延駅葬祭場建設問題で、品川区が住民の立場で事業主への強力な指導を行うよう求めて質問します。

  1. 鰍ウくら相互・セレマは杉並区富士見が丘、兵庫県芦屋市、京都市で15ヶ所、と、商店街や住宅地に葬儀場を建設計画し、各地で住民との激しい紛争を起こしている。
  2. 中延駅隣は葬祭場の場所としてあまりにも不適切
    • 交通事故の危険性:葬儀場ができると試算では通行車 両が4〜5倍に増加。
    • 商店街や街が壊される問題。
       荒川区尾久では喪服姿の人が毎日数十人〜百人と商店街を通過する中で、常連客が減っていき、商店は130店舗から70店舗に減少。近隣のアパートも転出が相次いだ。
  3. 品川区には「葬祭場設置に関する環境指導要綱」があり、近隣住民への説明や区長との協定書を義務付けいているにもかかわらず、事業主が守っていない。品川区は指導要綱を守らせるため、強力に指導すべき。

 質問

  1. 中延駅隣の葬祭場建設を区として街づくりの観点からどう考えるか。
  2. 区が指導要綱で定めている住民への説明会を開かせる強力な指導をすべき。杉並では区が業者に対して、説明会を開くよう何度も要請文を出したり、説明会にも担当者が参加して実態をつかんでいる。
  3. 京都市や荒川区の条例や要綱のように強力な指導のできる内容に改正を。