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区議会報告 2018年5月号

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3年前の区議選で5人から7人に躍進
住民と力合わせ区政を動かす
日本共産党

特養ホーム
「つくらない」から「増設」へ

区の「特養ホームはつくらない」という方針を、34回の請願運動と共産党の議会論戦で切り替えさせ、2011年以降八潮、杜松、平塚橋、上大崎と4か所の増設が実現。来年には南品川に増設です。また、6月には区内2か所目となる老健施設も北品川にオープンします。

しかし、特養待機者は460人。区の貯め込み基金は937億円。林試の森隣の公有地、荏原四中跡、旧一日野小跡など土地もあります。更なる増設へ引き続き全力を挙げます。

認可保育園
増設ペースが3倍に

「どの子にも格差なく安心して預けられる保育園を整備してほしい」——親の願いです。共産党はこの間、毎議会でこの願いを取り上げ質問。「認可保育園増設で待機児解消を」と求めてきたのは共産党だけです。認可保育園増設ペースはこの3年間で3.4倍になりました。

しかし二次募集を経ても不承諾は874人にものぼります。待機児童ゼロへ、更なる増設へ力を合わせましょう。

林試の森隣の公有地
5000m2購入が実現

共産党は「切実な区民要求のために公有地の活用を」と迫ってきました。5年前には「土地も財源もある」と、林試の森公園隣の国有地など土地と区の財源を示し、「認可保育園や特養ホーム、障害者施設、区営住宅の増設を」と提案。昨年、林試の森公園隣の公有地5000m2の購入の見通しが示されました。

今年度中に、購入した土地の活用方針が具体化されます。荏原地域にはほとんどない障害者施設をはじめ、区民要求の実現のための活用を求め、更なる運動を広げていきましょう。

区民の願いに寄りそい、実現へ奮闘

請願への態度
〇……賛成
×……反対

請願の内容 時期 自民 公明 共産 民進 ネット
特養ホームと老健施設の増設を求める 2017年7月 × × ×
林試の森公園隣の国有地に、特養・老健・障害者施設等の建設を求める 2017年12月 × × ×
認可保育園の増設と入園制度改善を求める 2018年3月 × × ×
国保料引き下げと過酷な取り立て中止を求める 2018年3月 × × ×
羽田新ルート計画の中止を国交省に求める 2018年3月 × × ×

「―」…態度表明の機会がなかったため不明

区政を動かす力 さらに大きく
─政治のゆがみ正そう─ 日本共産党

第一回定例区議会で、品川区政のゆがみが一層明らかになりました。本来、地方自治体の役割は福祉の増進(地方自治法第1条の2)です。ところが、濱野区政はこの役割を果たさず区民の願いに背を向けています。こうした区政に各分野から怒りの声が湧き起っています。

ゆがみ1
福祉の削減

23区最低の障害者福祉

昨年11月、区長はタウンミーティングで「品川の障害者福祉のレベルは率直に言って決して高くない、むしろ低いほうだ」と発言。品川の障害者福祉が他区に比べて遅れていることを認めました。

品川区の障害者施設の整備率は、グループホーム知的障害は23区中20位、精神障害は22位。就労継続支援B型は21位。特に、荏原地域にはほとんどありません。

国保料をさらに値上げ

高すぎて払えない国保料が問題に。しかし区は、4月から国保料の負担軽減のための税金投入を6年かけて廃止すると決めました。年額一人平均3万3000円もの大幅値上げです。増々滞納者が増え、国民皆保険制度がこわれます。

ゆがみ2
超高層でまちこわし

区内あちこちで税金が投入され進む超高層再開発。区は「広場や道路拡幅などで公益性がある」などと言いますが、再開発とはビルを高層にするほど売買できる床面積が増え、開発大企業のもうけが増える仕組み。不動産事業を税金で後押ししています。 

たとえば、武蔵小山パルム駅前地区(142メートル41階のマンション)では、税金投入109億円、三井不動産のもうけは52億円に(区議団試算)。2棟目も建築中で、更に3、4棟目の計画も始まっています。

不本意な立ち退き、人口集中による駅の混雑、保育園や学校の教室不足、風害・日照…。大企業の利益を優先する超高層再開発で犠牲になるのは住民です。

ゆがみ3
羽田新ルートを容認

羽田新ルート計画を区長は2年も前に「国策だから甘受」していたことがわかり大問題に。計画容認とは許せません。

1981年当時、区長と議会、区民の反対で飛行ルートを海上ルートに変えさせました。千葉県浦安市でも、2004年に計画を撤回させました。首長が反対すれば計画を止めることができます。

羽田増便による低空飛行ルートに反対する
品川区民の会 三橋泉さん

2020年のオリンピックを機に世界の空港の常識を否定する計画が持ち上がっています。騒音や落下物の問題など多くの危険があり、品川は人の住むところではなくなります。現在の静かな空を孫子の代へ伝えるべく、私たちはたたかいます。

声と運動が政治を変える

品川のゆがんだ区政に、今、怒りの声が沸きあがっています。

毎回、区民から切実な請願署名が議会に提出され、羽田新ルート撤回、原発ゼロ、9条守れなど政治の転換を求めパレードも取り組まれています。

日本共産党は、こうした声・運動と力を合わせて政治を変えてきました。この力をさらに大きくして、ご一緒に区政を転換させましょう。

安倍9条改憲  NO! 日本共産党

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