予算特別委員会報告
子どもの放課後に責任もつ事業に
すまいるスクール新設3校
 「すまいるスクール」は、放課後や土曜日、長期休業に、希望する全児童を対象とした、遊び、スポーツ、学習など、学校施設を活用した放課後等対策事業です。 昨年9月から第2延山小学校でモデル実施。登録率65・7%、利用も増え好評です。14年は、城南第2、原、宮前小学校に拡大しますが、子どもや保護者の意見が反映されるよう、質問しました。

障害児は、受け入れ体制なし。保護者付き添いで

Q・新設3小学校は、身障学級を併設しています。友達と一緒にすまいるに通いたい障害児の受け入れ体制を整えてほしい。
A・保護者の方が付き添うのが、すまいるの基本です。

専任指導員を2人にして

Q・1日90名の利用に対して、専任指導員1名、非常勤指導員2名、指導補助員2名の配置だが、利用数に合わせ、正規職員を複数にしてほしい。
A・校長、教頭と連絡をとっているので1名で大丈夫。

クーラーの設置を

 地域解放施設として設置を考えている。しかし今後の検討課題と明言を避けました。引き続き求めます。

おやつがほしい

 「6時までお腹がすく」の声を伝えましたが、子どもの自発的な参加が原則なのでおやつは考えていないの答弁は納得がいきません。

保護者会の開催を

 親の意見を聞く場として、当然と考えますが、参加予定者への説明会のみとの答弁。親の関わりは?です。

学童保育をなくさないで

 すまいるの開設に伴い、学童保育を吸収する方向が示されています。児童が自由に選ぶのが基本のすまいるでは、留守家庭の子どもの生活を守る職員体制も、親との連携も不十分です。どの子も放課後が、安全で楽しいものになるよう引き続き改善を求めて行きます。