ごみ問題で東村山市を視察
生ごみの堆肥化で、可燃ごみ半減
「品川でも実現したい!」
 ごみの発生量の3割をしめる生ごみは、ほとんどが税金を投入し燃やして埋め、環境に負担をかけています。生ごみを減らせたら、ごみ減量にもカラス対策にもおおいに効果が上がります。5月27日、自治体で生ごみの堆肥化に取り組んでいる東村山市に、共産党の清掃リサイクル委員3人が視察に出かけましたので報告します。品川でも「生ごみの堆肥化」を実現したいです。

「燃やさない、埋め立てない」ごみ行政への転換

 西武新宿線東村山駅下車、東村山市は、多摩湖に隣接、トトロの森と呼ばれる八国山、ハンセン病の全生園、小平霊園など緑豊かな市です。市役所で説明を受け、平成9年から「生ごみの堆肥化」に取り組んでいる東村山市営住宅に案内されました。
 91世帯の集合住宅に、1日あたり50kg処理機1基が設置され、自治会の10人のボランテアさんで運営されています。生ごみは毎日投入でき、2次発酵まで行われ、2〜3ヶ月に1度の取り出しで45リットルバケツ約3杯の堆肥になり、市で保管、イベントに利用しています。
 住宅の協力度は70%で、ごみ量は、可燃ごみが2分の1に減、不燃ごみも減少し、生活が変わってきたと評価しています。予算は、機械が500万円、ランニングコストと、施設は市で負担。この他集合住宅、戸建て住宅など計5ヶ所で生ごみ堆肥化実験が行われています。総予算は、1350万円。 臭気、故障の対応など問題はありますが、市と市民の協力で継続しています。住民参加で「脱焼却、脱埋め立て」の理念を堅持しごみ減量に取り組む姿勢は見習いたいです。

環境・リサイクルフェア

 6月2日、西大井広場で行われ、フリーマーケット、産直やさいの即売、布団の打ち直しなどのリサイクルの推進等たくさんの取り組みで賑わっていました。私の関心は生ごみ処理器です。コンポスト化容器、電気式生ごみ処理機共に、購入費の一部を区が助成します。ご活用を。

   お問い合せは 清掃リサイクル課 5742−6754



アルゼンチン債問題
「真相究明と」損害賠償を求める会」結成

 5月30日、「品川文化振興事業団のアルゼンチン国債購入問題の真相究明と損害賠償を求める会」の結成総会が中小企業センターで開催され、90人を越える区民が参加しました。
 高橋区長は「自分はしらなかった」と責任を回避。また資金運用について「確かに区民の金と指摘する人がいるが、事業団に区から支出された金を事業団が使ったのであり、直接税金を使ったことにはならない。どう使うかは財団内の運営方法の問題であり、外から批判されるものではない。」と開き直り反省が全くなく、理事長辞任をもって集結としようとしています。
 区長への厳しい批判が集中し、会員千名、一万名署名に取り組むことを確認し閉会ました。

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3つ署名にご協力を

 *有事法制反対
 *医療改悪反対
 *品川文化振興事業団アルゼンチン国債 購入の真相究明と損害を求める請願署名



新しい議会の構成が決まりました(敬称略)

議長 林 宏  副議長 三上博志  監査 築館武雄・本田義一

(各委員会は共産党議員のみ) 委員長◎ 副委員長○

常任委員会
   
  総務委員会:桜井恵子
  区民委員会:南 恵子◎鈴木ひろ子
  厚生委員会:宮崎克俊
  文教委員会:上山弘文○沢田英次
  建設委員会:飯沼雅子 菊地貞二
   
特別委員会
   
  清掃・リサイクル:飯沼雅子 上山弘文 南 恵子
  行財政改革:宮崎克俊○菊地貞二
  街づくり:桜井恵子 沢田英次 鈴木ひろ子
   
議会運営委員会
   
  沢田英次○ 宮崎克俊