2002年原水爆禁止国民平和大行進
北海道から77日目豊田さんと行進
檜原村、あきる野市、日の出町

 前号で予告しましたが、北海道から東京間、通し行進者、豊田一子さんが7月20日東京都に入りました。保育園の後輩である南区議といいぬまは、檜原村役場で合流し、横断幕を持ち、「核も基地もない平和な世界を広げましょう」と訴え歩きました。11年間休まず平和行進で全国を歩いた先輩の姿に元気と勇気をもらって帰りました。

地球の平和に、5兆円・世界第2位の軍事力はいらない

 7月21日(日)朝6時30分、目黒駅で集合。新宿、拝島、武蔵五日市を経由し、山の中檜原村役場についたのは9時でした。地元の方々30人が集まり出発式、助役さんが見送って下さいました。豊田さんを先頭に午後2時すぎ日の出町役場までの13Km元気に歩きました。35度を越える猛暑の中でしたが、行き交う車の中から小さい手、大きい手の手振りが応援してくれました。

豊田一子さん

 定年退職してから11年間、全国主要10コースを歩き通し平和を訴えています。5月6日北海道を出発77日目のこの日も私よりよほど元気です。何が彼女を前進させるのでしょうか。

 被爆国でありながら、非核三原則(核を持たない、作らない、持ち込ませない)の見直しを言及する日本政府。核実験を続け、2002年は「戦争の年」といつでも核兵器が使える体制を整えているアメリカ政府を指示し、有事法制を強引に通そうする小泉政府。どちらも核兵器廃絶、平和を願う世界の流れに逆行しています。「 絶対許せない」の行動が、平和を実現します。私も仲間と行動!


区議会与党「教室にクーラーを」の願いに背

 日本共産党は、2回定例会でを準備しましたが、自民、公明、民主、合同の反対で本会議に上程できませんでした。

 反対の主な理由は、昨年同趣旨の請願を文教委員会で不採択にしているから議運で結論を出すのは無理があると言うものです。昨年教員組合から出されたクーラー設置を求める請願を不採択にしたのは、他でもない区議会与党です。

 共産党が準備した意見書の概要は「昨年の7月の最高気温は、36・7度に達している。学校やPTA連合会などが冷房装置の設置を求めている。しかし、児童・生徒が最も長い時間を過ごす普通教室は国庫補助の対象外となっているため、クーラーの障害になっている。」として国に財政措置を求めています。今後文教委員会でとりあげ、子どもたちの願いが実現するよう頑張ります。

共産党区議団、荏原4中を調査
7月、多目的室3教室にクーラー設置

 この日の調査は、今年多目的室3教室にクーラーを設置した荏原4中の実態調査です。党議員団から沢田、宮崎、桜井、南、鈴木、いいぬまの各議員が参加しました。

 説明では、「クーラー設置は、サマースクール(補習授業)充実のために区教育委員会に要請した」とのこと。かかった費用はクーラー7台分で68万円余、との事でした。学習成果が上がることを期待します。

「学校普通教室へのクーラー設置に財源措置を国に求める意見書」