武蔵小山が超高層ビルの街に高さ60mのマンション群建設
周辺のみなさんご存知ですか

今年2月15日に続き2回目の説明会がありました。60名ほどの参加でしたが、地権者の方が多く、近隣の参加、意見は少なかったです。約120m範囲に案内を出したとの事ですが、建設内容は書かれていないので、状況を知らない方がたくさんいるのではないでしょうか。

「60mビル建設とは知らずに参加し驚いている。告知はしているのか」・・今後看板を立て周知する

下の図を見てください。今回はD地区のみの説明でしたが、ABCG地区も計画が進んでいます。武蔵小山の街が変わろうとしていますが、計画は土地の権利者と設計事務所、不動産業者で進められています。

武蔵小山駅東地区D地区
敷地面積 3,365.22u
建物面積 1,696.77u
延床面積 23,815.70u
基礎工事 現場打ちコンクリート造成杭
構造 鉄筋コンクリート造1
階数 地上19階 地下1階
高さ 59.95m
用途 共同住宅(278戸)
駐車 78台

Q.前回、都と区の役人を呼ぶように言ったが?

A.協議会で自主的に行っている。立会いはない。

Q.ビルに埋没した街になる。説明会ではなく、日陰など近隣の意見を聞く会にしてほしい。高さを減らしてほしい。
A.個別に要請があれば説明。道路を拡幅、空地を設け安全な街づくりをする。
Q.少子高齢化の中、入居見通しは?
A.全室うまる。心配ない。
Q.参加者が少ない周知は?
A.大方の理解を得ている。
Q.どうして19階60mなのか。採算ベースは。環境への影響は?
A.自らの規制で60mにした。屋上緑化等で配慮。
Q.西小山まで電波障害があるが説明は?
A.品川ケーブルテレビで対応
Q.8階以上の分譲価格は?

A.まだ決まっていない。

Q.商いの街、マンションが完成後の影響は?
A.再開発をすると、土地の値段が上がる。発展していくと確信する。

質問に答えたのは、設計事務所の木村氏と、NPO法人武蔵小山駅周辺まちづくり協議会の矢沢氏です。風害については、少々強くなるが常識内の風と、何も問題はなく、安全で賑わいある街になる良い事ずくめの説明でした。参加者の話は聞き置くだけ、決まった内容を伝えるだけの説明会でした。

品川区内どこを探しても、8m自動車がやっとすれ違える狭い道路面に19階建のマンションが林立する地域はありません。 税金が総額の7%ぐらい投入されると聞いていますが総事業費は出ていない。補助金の額も出ていない。いったい誰が責任を持つ事業なのでしょうか。地域住民の意見を聞くことから始めるのがまちづくりと考えます。

元気に営業している借家人を追い出して、商店街の活性化と言えるのですか?

D地区で営業をしている方から伺いました。2月に始めて知らされ、7月には出てほしいと言われた。条件が合わず話し合いを始めたら、突然大家から裁判にかけられたとの事。ひどい話です。開発に邪魔な人は追い出し、新たにテナントを誘致するのがまちづくりなのでしょうか。ABCG地区のテナント・借家人が、説明会を開かせ「テナント料が1.5倍にもなったらやっていけない」と意見を出したが、返事はなく終了したそうです。

地権者のみなさん、誰のためのまちづくりなのか?開発で得をするのは誰なのか?もう一度冷静に考えてくださるようお願いしたいです。

地域の方から、もう決まった事とあきらめるわけにはいかないと言われました。納得のいく話し合いを求めていきます。