ご存知ですか?サーマルリサイクル不燃ごみと可燃ごみを一緒に燃やす?
7月1日荏原1・2丁目モデル収集開始

ごみの分別変更の為のモデル実施が7月から始まります。モデル地区、荏原1・2丁目西五反田5・6丁目には清掃事務所から全戸訪問とチラシの配布がありました。今まで分けていたごみをどうして一緒に燃やすのでしょうか。

環境を悪化させるサーマルリサイクルは中止を

区は、プラスチック、革・ゴム製品を不燃ごみから可燃ごみに変更し、排ガス対策等環境に配慮した品川清掃工場で焼却し、熱回収(サーマルリサイクル)する方向を示しました。焼却でごみは減り、熱エネルギーに活用と良い事尽くめの説明ですが、国・都・区が一体となって進めようとしているサーマルリサイクルには大きな問題があります。一緒に考えてください。

環境が危ない

石油を原料とするプラスチックの焼却は、ダイオキシンや重金属類、化学物質等の有害物質の発生源となります。焼却による生物への影響や、地球温暖化等の環境破壊・汚染が問題です。 新しい焼却炉でのダイオキシン対策は十分と宣伝していますが、EUや米国と比べると甘い基準です。大量焼却を続けていくことは、環境保全、資源保護の立場からとうてい許されません。

ごみが増大

ごみが減らない最大の原因は大量生産、大量消費にあります。リターナブルビンが激減し、缶・ペットボトル・使い捨てのプラスチック容器がどんどん生産されています。これを燃やして量を減らすのでは、製造業者も消費者もごみを減らす努力を怠ってしまうのではないでしょうか。自治体が燃やしてくれれば、企業としては、リサイクルの費用を負担することなく、大喜びで使い捨て製品を作り続けることでしょう。

国の先取り品川区

「大田第2清掃工場で燃やしていた物を品川清掃工場に移し燃やすだけのこと」環境清掃部長の委員会答弁です。10年前からサーマルリサイクルを実施し、どうして区民に黙っていたのでしょうか。

バザーの御礼

5月28日のバザーに、品物をお寄せいただきました皆さん、当日買い物に来てくださいました地域の皆さん、ありがとうございました。地域のご協力でバザーを成功させることができ、一同心から感謝しています。いつも心配な天気ですが、途中から青空も見え、お客様が途切れることなく大盛況でした。

  1カ月の準備期間中、100件を超える連絡をいただき、品物をたくさん頂いたおかげです。収益は、毎月1回行っている無料法律相談など事務所の活動に使わせていただきます。人手不足のため、不行き届きの点が多々あったかと思いますが、お許し願います。

  ご近所の皆様にはご協力深く感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします。

バザー実行委員会一同 いいぬま雅子