民間中小事業者にも
情報提供と支援を
介護保険・・一般質問報告

　11月21日「介護保険・ゆき届いたより良いサービスのために、民間中小事業者にも情報提供と支援を」の一般質問をしました。他の自治体に例を見ない、特異な品川の介護保険制度のもと、情報提供も、研修もなく、品川区から排除されている中小事業者の怒りをぶつけました。

ようやく実現！
中小事業者への説明会
−部長答弁引き出す−

　介護保険法では、ケアプランを作成するケアマネージャーや、サービスを提供する事業者を、利用者が自由に選べることになっています。ところが、品川区の介護保険制度は、ケアプランの作成からサービス提供にいたるまで、大手シルバー産業が参入する介護支援センターが一手に引き受ける特異な体制になっています。

「品川から排除され他区で仕事をしている」
「なぜ、連絡会、研修をしないのか？」

　区内の中小事業者を訪問調査しましたが「介護保険が始まって1年7ヶ月、区からの情報はいっさいなく、仕事にならない。近隣区の研修を受け、交通費をかけ他区で仕事をしているが、苦しい」と訴えられました。

事業者を育成してこそ、より良いサービス提供

　大田、世田谷、目黒、港区の調査をしました。大田では、定期的な連絡会の他、年42回の研修を行い、全事業者の、質の向上を図っていました。3区もほぼ同様の内容です。
　地元の事業者の育成に力を注ぐ事が、地域の介護サービスの向上になるのではないでしょうか。私は、全事業者対象の、情報提供と支援を強く求めました。「来年早々、民間事業者への説明会開催」の答弁は、新たな前進です。
　10月介護保険料が2倍になり負担が深刻です。「区役所に払えないと抗議した」近所の声。安心して利用できる介護保険めざし、力を合わせましょう。