中央環状品川線
　　　都市計画素案について

　環状6号線の交通渋滞を解消するため？として計画されている「中央環状品川線」の説明会が具体的になってきました。

　7月30日に開かれた区民委員会で、中央環状品川線の都市計画についての報告があり、説明会の開催が明らかになりました。

中央環状線とは

　中央環状線とは、東京圏の骨格的な環状道路である「首都圏3環状道路」のひとつで、もっとも都心よりに位置する路線で、江北・板橋間の「中央環状王子線」と、板橋・青葉台間の「新宿線」などからなっています。王子線は平成14年に、新宿線は18年に完成予定ですが、「品川線」はこれから素案を説明し、都市計画決定した後で工事着工となり、9・4キロです。この道路は環状6号線と目黒川の地下を通る予定です。
　計画の目的は、通過交通の迂回・分散と、沿道の環境改善、副都心等の都市機能強化、湾可変地域への交通機能強化などをあげています。
　交通渋滞による大気汚染や環境悪化の現実をみると反対するものではありませんが、いっそうの車社会を促進してしまうことにもなりかねず、難しい問題です。

問題は喚起施設の周辺の環境

　品川線の9・4キロのなかに設置される四箇所の換気施設周辺に与える環境問題です。
　1日47万台にもなる車が排出する排気ガスが、深刻な健康被害を及ぼすのではないかという心配があります。今日でも、大気汚染はひどくなる一方で、ディーゼル車の規制を厳しくすることが切実に求められています。
　健康を守るためにも、大勢の方たちの説明会への参加をお願いしたいと思います。

説明会日程

八潮北小学校
　8月20日( 月) 夜6時半より
城南中学校
　8月21日(火)　夜6時半より
第一日野小学校
　8月22日(水)　夜6時半より

相談コーナー

　八潮地域センターは9月10日
　品川第一地域センターは11日
　大崎第一地域センターは12日
その他、ファックスや電子メール　でも可能です。