区議会の議会運営委員会は、6月29日に海外視察を今年度も実施することを決めました。

1人当たりの費用を70万円として実施する海外視察。失業率5％にもなっている今、どれだけの必要性があるのか疑問です。
　今回の海外視察については、まず、自民党が3月の議運で「行くこと」を提案し、公明党、民主党、合同（社民党・生活者ネット・無所属）が賛成しました。
　私は、不況下、区民の理解が得られるのかという点では区民生活を支える区政ための福祉の充実こそ急務と考え、実施には賛成できるものではないと考えます。

行きたい人がいけばいいーー自民党

　この海外視察実施に当たって議論をリードしたのは自民党でした。数年前からアメリカの教育制度「チャータースクール」をひとつの調査テーマに掲げていましたが、今回もそれを提案していました。ところが、論議しているうちに変化して教育問題では「学校の安全管理」に変わっていきました。変化することはありえても、学校の安全問題とは驚きました。大阪の小学校で起きた事件をきっかけにして出てきたという予想はしますが、しかし、アメリカの学校の安全性と日本の学校の安全性では同列に出来ないと思います。行かんがためのテーマという印象をもつものです。
　しかも、自民党はいきたい人が行けばいいーーとばかりに希望を募ったといわれています。また、会派の枠は3人なのに希望を募って5人にしたというのですから、これをもって「意欲的」だという評価にはならないと思いますが、みなさんいかがでしょうか。

視察地・・アメリカ

　　オレゴン州・ポートランド市

　　カリフォルニア州・サニーベール市

　　テキサス州・オースチン市

調査項目・・

行政評価システムについて

学校の安全管理について

交通事故こんな時に生かせます
　交通事故にあってしまい加害者は不明とか、相手が自賠責にも入ってないなど、さまざまな理由で補償されない場合には、「政府補償事業」に請求することができます。これは、国が加害者に代わって、自賠責保険の支払いも受けられない被害者に対して最小限の補償をするものです。

　損害相当額を給付金として支払う制度です。

手続きは、最寄の損害保険会社の窓口に支払い請求書を提出します。

詳しくはご連絡ください。　

秋の交通安全運動がはじまります

期間は、
　　　　　9月21日から9月30日まで
　です。

　安全な暮らしを続けるためにも、ルールを守って、交通事故には十分気をつけましょう。