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南恵子 お元気ですか南恵子です。 2003年1月12日発行
第766号

minami@jcp-shinagawa.com

新しい年を迎えみなさんと力を合わせていきます
医療・福祉など安心して暮らせる政治を


 日本共産党品川地区委員会は、新しい年をむかえた一月五日に、党旗びらきをきゅりあんで開催しました。
南地域からも大勢の方たちが参加してくださいました。ありがとうございます。
 今年になってテレビなどのニュースでも、小泉政治に対する厳しい批判がたくさん出てくるようになりました。
 不況問題では、「いくら価格を下げても売れないのはもっと下がるのではないかと買い控えているから。これでは、デフレがいつまでたっても続くだけだ。」「企業の利益は上がっているが、リストラしているからだ。リストラではなく給料を上げて物を買えるようにするべきだ」など。また、竹中大臣に対する批判も厳しいものです。
 さらに医療費の値上げ問題、年金の財源に消費税を増税して充てるなど、厳しい暮らしを強いているうえに新たな負担を押し付けるというのですから、誰でも「ノー」と言わなければいけないと思いだしているのでしょう。国民の暮らしを守る政党として、私も先頭に立って頑張ります。

品川区政も変えたい

 昨年末に、ある方から相談の電話をいただきました。学校選択の問題です。
 品川区は区立の小学校と中学校を行きたい学校に選択できるようにして三年経ちます。全国らに先駆けて実施し大きな話題になりました。
 しかし、その間に色々な問題点が出ているのも事実です。相談者は、今年の四月に小学校に入学する息子さんにとって近くの学校を選んだものの、男子は三人だけだったことを知り、「近くの学校が一番いいと考えて選んだけど、このまま六年間を通わせていいのだろうかと考えると本当に悩んでしまう」という相談でした。
 区長も教育長も、学校選択制はヒットだと思っているようですが、こういう切ない悩みを区民がしていることに気づかないのでしょうか。
 区長は広報「しながわ」の新春対談で、「(今年の)仕事ではやはり、教育にかけたい」と発言していますが、痛みや悩みを理解せずに進めるとしたら歓迎できません。
昔、「国を治めるものは、丘の上にたって『国見をする』」と習ったことを思い出します。
そういう活動をするよう努力します。