環境総合研究所
ディーゼル車・ガソリン車規制しているのに大気汚染減らず
議員団で学習会

7月12日、党区議団は環境総合研究所の鷹取さんを講師に迎え、大気汚染の学習会を開きました。

  車社会となっている今、できるだけ環境に優しい車を求める声が大きくなっています。国は車1台当たりのNO2規制を厳しくし、ガソリン車の97%、ジィ―ゼル車の74%に規制をしているものの、汚染度は20年間づーっと改善されていないことをグラフにして紹介しましたが、減少していない状況です。

また、東京都がSPM(浮遊粒子状物質)の規制強化をしていますが、これも改善されていないことがグラフで明らかにされました。いくら規制しても、車の数が増えていることもその原因です。

NOx法を作っても効果なし

NOx法とは、自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法。

規制されてない古い形式の車は新しいものに買い換えることなどの内容になっているもので、ジィーゼル車は増加しています。もっと効果的な法律にしないと意味がありません。

大気汚染の問題は、引き続き勉強してお知らせしていきます。

大気汚染 許さん パレード
80人が参加 換気塔周辺を行進

7月1日、「中央環状品川線計画を考える会」主催で『大気汚染許さん』パレードが行われました。

  品川線は、青葉台から八潮までの9.4Kを地下トンネルで結ぶ高速道路です。トンネルのために排気ガスを排出しなければならず、五反田、南品川、八潮の3ヶ所に換気塔が計画されています。深刻な大気汚染が予想されるために住民にアピールするための行進です。

「4000億円もの税金をかける無駄な公共事業だ」「これ以上の環境破壊は賛成できない」などの意見が寄せられました。

今年の秋に、八潮から着工予定です。