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2003年11月30日発行 第49号 ryo@nakatsukaryo.net |
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23区初目黒区で相談窓口設置 「若者の雇用問題」をめぐり、各地で取り組みが広がっています。目黒区では23区で始めて相談窓口を設置。また、「若者の仕事確保に政府として全力をあげることを求める意見書」は、葛飾区、国分寺市、立川市など都内8自治体の議会で可決されました。
21世紀の日本を担う若者の雇用問題は、日本社会の存続自体を危うくする重大な問題です。党区議団は、これまで3回にわたり本会議で取り上げてきました。 目黒区で無料相談窓口「ワークサポートめぐろ」が設置、就労環境を改善するため、五反田ハローワークとシルバー人材センターと協力し10月24日から「ワークサポートめぐろ」をスタートしました。1日の利用は40人程度。検索用のパソコン5台をはじめ、相談窓口を設置し、五反田ハローワークの非常勤職員2名、目黒区の非常勤職員1名、計3名の職員対応しています。窓口の設置は23区で初めて。また、世田谷区では、独自に若者の雇用を作り、就労の場を提供しています。 しかし、品川区は党区議団の提案に対し、「区の行政範囲を越える課題が多い」「どのようにすべきか検討します」と答弁を繰り返すのみ。具体的な施策は、いまだ実施されていません。 今後とも、品川区に対し早急な実施を求めて、がんばりたいと思います。 なかつか亮 区民が利用できる展示会場の充実を 品川区には、区民が利用できる展示会場は品川区民ギャラリーとO 美術館展示室の2ヶ所しかありません。区民ギャラリーは大井町イトーヨーカドー8階で、使用料は1日1万2千円、6日間で5万4千円必要です。 平和のための戦争資料展は、中小企業センター1階の展示室がなくなったため、今年は区民ギャラリーで開催。中小企業センターの展示室は1日利用で7千3百円でしたので、区民ギャラリー開催で1日あたり4千7百円も会場費が増えます。関係者は「入場料を取らないので、会場費の負担が大変」と話していました。 一方、区役所内防災センター3階ロビーはこれまで、区が企画した「防災パネル展」「環境啓発展」など行われていますが、中には4週間から8週間と続くも展示もあるなど、区民への有効活用の余地があります。 中小企業センターの展示室は、これまで年間190回もの利用があり、書道展や絵画展など様々な区民利用がありました。区の都合で施設を変更したわけですから、区民からの防災センターのロビーを使わしてほしい要望は当然です。 党区議団は先日の本会議で区民利用を提案しましたが、区は「区民への一般開放は考えてない」と答弁しました。今後も粘り強く展示会場の充実を求めていきたいと思います。 |