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2004年4月18日発行 第67号 ryo@nakatsukaryo.net |
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1280人が通う小中一貫校。子どもの学び・成長に合った学校とは?一貫校が目指す教育とは?生徒の学びの場を一緒に考えましょう。 説明会4月27日(火)伊藤中6時〜です。 1年生から9年生 合計32クラス 大井地区小中一貫校の基本計画が発表されました。小学校18クラス、中学校12クラス、心障学級2クラス(小中各1クラス)の計32クラス。1年生から9年生まで1280人の生徒が通うことになります。 一生に一度しかない学校生活。子どもの学び・成長の場となるのか、みんなで考えたいと思います。 児童一人あたりの校庭の面積 原小学校、伊藤中、小中一貫校の校庭の広さを生徒の数で試算すると、一貫校の1人あたりの面積は、原小学校よりも小さくなります。 伊藤中の敷地内に、小学校と中学校をあわせた一貫校を建設。校庭の広さが心配です。ある保護者の方は「体の発達も小学生と中学生では大きく異なる。休み時間は校庭で元気に友達と遊べるの?」と話していました。 子どもが楽しみにしているランチルームは? 図面では「ランチコーナー」と記されていますが、広さについては「ひとつの学年が一度に入れる」との説明がありました。しかし、一貫校は9学年。「ランチルームでの給食の回数が減るのでは」そんな心配の声もあがっています。 基本設計の説明会は4月27日(火)6時から伊藤中学校体育館で行われます。 どのような学校が、今の子ども達に必要なのか一緒に考えましょう。 基本設計のほかに、工事工程や周辺の日影図の説明がありました。資料をご覧になりたい方は連絡を下さい。 一貫校が目指す教育とは 品川区は大崎地区、大井地区と一貫校を建設し、さらに小中一貫教育を区内の全ての小中学校で実施するとしています。いったい、どのような子どもを育てようとしているのでしょうか。 小中一貫校準備委員会の資料より(平成14年4月16日付け資料) 区が考える才能を伸ばす教育とは 「知的能力に恵まれた児童・生徒を早期に発見し、その素質を望ましい方向に発展させる」 品川区小中一貫校が目指す姿 「義務教育9年間を通じて、卓越した能力や社会的なリーダーとしての資質を育てることを目的」 と記されています。 小中一貫特区申請書では(平成15年7月10日資料) 品川区は昨年の7月、政府に対し「小中一貫特区」を申請。5年生から9年生に対して行う「ステップアップ学習」の目的について、高橋区長は 「特定分野の優れた能力や学ぼうとする力を伸ばしていくことを目的」 「9年生においては、上級学校の学習内容も視野に入れた発展的な学習を取り入れる」「1年生からの英語活動として評価も取り入れながら実施していきたい」 と記されています。 今の子ども達の成長のためにはどんな教育が必要なのか。教員や保護者の意見も十分に交える事が必要です。 本当に、小中一貫教育が子どもの成長を育むのでしょうか。品川区は、区民の願いである30人学級の実施をよそに、小中一貫教育を次々と進めています。いったい何を目指しているのでしょうか。 これからも一緒に考えていきたいと思います。 なかつか亮
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