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2004年9月5日発行 第80号 ryo@nakatsukaryo.net |
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子ども達を交通事故から守ろう 東京地裁判決確定 昨年の5月、戸越3丁目交差点で青信号で渡っていた佐藤奈緒ちゃん(当時6歳)が10dダンプにひかれ死亡した事故で東京地裁は禁固2年6ヶ月(求刑禁固5年)の判決が7月末確定。私は、父親の佐藤清志さんにお話しを伺いました。 納得いかない 父親の佐藤清志は「娘は、ちゃんと青信号でわたったのに。同じ死亡事故でも、交通事故による死亡事故は判例が甘すぎる。納得いかない。事故さえなければ、今年伊藤小学校に入学予定だった。もっと友達と遊びたかっただろうし、一番つらかったのは娘の奈緒だと思う。夏休み、家族と旅行に行っても、菜穂を連れて行かせたかったと毎日、思い出してしまう。二度と同じ思いはさせたくない。事故再発の防止など自分にできることを、これからも続けていきたい」 「ひき逃げ」東京地検が不起訴処分 「ダンプカーは交差点での事故後、約百メートルほど蛇行しながら進んだ。周辺のドライバーがクラクションをいっせいに鳴らし、ようやく停止した」事故を目撃した方は口々に「ひき逃げ」と話します。 しかしダンプカーの運転手は「横断歩道上で何か踏んだが、カラーコーンかと思った。人だとは気づかなかった」と話し、東京地検は「ひき逃げ」を不起訴処分としました。 大型ダンプカーは一歩間違えれば、一瞬にして命を奪う凶器となりかねません。運転手には、そのことを強く自覚し、安全運転に勤める責任があります。私は「気づかなかった」との主張で刑が軽くなるのはおかしいと思います。
子ども達を交通事故から守ろう 私は今回の事故を通じ、交通事故によって奪われ命、残された家族の気持ち、車社会中心の裁判の制度、警察…たくさんの問題を強く感じました。 歩車分離式の信号機の設置、今後の事故防止のための取り組み、運転手への指導強化など問題は山済みです。
子どもの目線で町をチェック 交差点の改修 これまでも、西大井1丁目大井教会前の交差点は車と児童との接触事故が多発。児童の通学時間と重なる朝8時過ぎ頃は、特に危険です。近所からも不安の声がたくさん上がっていました。
白線、道路の改修 西大井本通りや滝王子通りなど通りも、「白線が薄く消えかかっている。道路が痛んで、でこぼこ状態」など住民の心配は耐えません。私は一つ一つ、現場を確認し、近所の方と相談。区に改修を求めました。
交通事故から子ども達を守る取り組みは、子どもの目線で町をチェックすることも大事だと思います。 皆さんのご協力をよろしくお願い致します。 なかつか亮
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