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2004年9月19日発行 第82号 ryo@nakatsukaryo.net |
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第3回定例会が始まります いよいよ、品川区議会第3回定例会が始まります。 私にとって2回目の本会議質問となります。たくさんの傍聴をお待ちしております。
八潮ダイオキシン問題とは 今から7年前に大阪府豊能郡環境美化センターが一般廃棄物を焼却中に高濃度のダイオキシンを排出。操業停止となりました。 ダイオキシン汚染物質が品川区八潮に 現地の環境施設組合は、ダイオキシン汚染物質(ドラム缶4300本)を大阪〜東京と五五〇キロにわたりJRで輸送。1万4千人が住む八潮団地のすぐ隣にある民間処理施設まで運び、処理する計画を進めています。八潮団地の住民は「この計画は絶対に中止すべき」と反対運動を広げています。
処理は本当に安全か 焼却中に何らかの原因で大気中にダイオキシンが飛散しても、これを確認するには3週間もかかります。 ダイオキシン汚染物質の焼却には高い危険性がともなうので、ドイツでは燃やさずに、確かな処理技術が確立するまで地下二百bに保管しています。 品川区は反対の立場を貫け 高橋区長は8月31日施設組合に対し、品川区内での処理は取りやめるように要請、しかし同時に「仮に品川区内で処理を進める場合には、住民が十分に納得できるよう説明願いたい」と付け加えています。品川区は区民の健康と安全を守るため、最後まで反対を貫くべきだと思います。 小中一貫教育 中3までの漢字を中一で習得 学校がどのように変わるの 国語・算数・理科・社会・英語・市民科・家庭科・美術科・体育、全てのカリキュラムが変更。 品川区の学校教育が大きく変わろうとしています。2006年には大崎地区の日野中学校と第二日野小学校を一緒にした小中一貫校を開設。翌年には大井地区の伊藤中学校と原小学校で2校目の一貫校開設。 さらに06年度から区ないすべての公立小・中学校で一貫校と同じカリキュラムで授業を行うとし、03年度から国語、社会科、算数・数学科、理科、英語科、市民化の6教科を進め、本年度中に技術・家庭科、図画工作・美術科、体育・保育体育科、心身障害教育の検討をまとめる予定と説明します。 いったいどんな授業が始まろうとしているのでしょうか。 「わからない」 保護者からの不安の声 ある保護者の方は「改革、改革と旗振りばかり。授業がどうなるのか、入学式は、文化祭は、クラス編成は、子どもが過ごす学校の姿がぜんぜん分らない」と話します。議会にもいまだ、カリキュラムの説明はされていません。 まさにトップダウンの区政運営そのものではないでしょうか。 時間割の増加 子どもはもう大変! 時間割の増加により、始業式は終業式に給食を行い、午後まで授業をする学校も、品川区では珍しくありません。今年は、開校記念日や都民の日に授業を行い、土曜授業参観の振替休日もないという学校も生まれています。 高学年ともなれば、午後4時まで学校で勉強。家に帰ればすぐに、塾や習い事。「いったい、いつ遊べばいいの」と子どもは悲鳴を挙げています。 ある教師は「子どもたちの悩み(いじめや不登校など)は深刻です。解決には、心から子どもに、寄り添いじっくり話を聞くことが大切です。しかし、時間をかけて見てあげたいと思っても、一貫教育には、その時間がありません」と話します。 私は小中一貫教育よりも、全国42道府県に広がる30人数学級を品川区でも実施すべきだと思います。 なかつか亮 |