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2004年12月12日発行 第90号 ryo@nakatsukaryo.net |
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なぜ? どうして反対するの? 先月の29日「30人学級の実施を求める請願」が文教委員会で審査。共産党は採択を主張。しかし、自民・公明・民主・無所属の会の反対で請願は不採択となりました。なぜ?どうして?各党の反対理由は? 学校が楽しい 30人学級は全国の流れ 来年4月から全国45道府県で30人学級が実施されます。しかし、品川区はいまだに、ひとクラスの生徒数は40人。いわゆる40人学級のままです。 いじめ、不登校、学級崩壊など、子どもの悩みは深刻です。子どもを育て、学校を楽しくする少人数学級。未実施は東京都と香川県だけです。 全国に先駆けて少人数学級を始めた山形県は「教室が変った」と子どもの変化に驚きの声。校長先生の8割が「学級がまとまった」、7割が「欠席児童の減少」、県教育委員会も「年ごとに着実に教育効果があらわれている」と学力向上と共に生活面の向上も報告しています。 子どもの願い 先生の願い たとえば伊藤小学校に通う小学1年生の子ども達。仮に30人学級になると、生徒数は36人から24人になります。(下記参照) 小学1年生にとって、始めての学校生活は戸惑いと不安でいっぱいです。 ある子は「消しゴムを忘れ友達に借りようと思っても、その一言が言えずに思わず泣き出してしまった」そうです。 大人にとっては、ささいな事に思えても、子どもにとっては違います。 ある先生は「子どもの気持ちを丁寧に受け止めたいが40人では多すぎる。特に低学年はゆっくり、楽しく話しかけることが大切。少人数ならこれができる。30人学級の導入を」と話します。 伊藤小学校が30人学級になると
自民・公明・民主・無所属の会が反対
請願は自民・公明・民主・無所属の会の反対でたった一日で不採択に。各党の意見表明を紹介します。 自民党林宏区議 「まずは子どもの数より教師の質。私の考えとは違う」 公明党藤田二郎区議 「30人以下であれば、ほんとうに行き届いた教育ができるのか。じゃあ逆な面で、30人以上でやっている現在は、行き届いた教育ができないのかという事ですね。あくまでも教師の指導力。人数ではない。願意に沿いがたい」 民主党大西光広区議 「40人よりは30人の方がいいんでは、というものは持っています。しかし、どうして30人でなければ教育ができないのか。すべてに賛同することはちょっとできません」 無所属の会 西本貴子区議 「過去は30人という形かもしれませんが、30人ということが、今の子ども達にとっての状況を考えたときに、果たして合うのかどうか。30人が20人ではだめなのか。15人ではだめなのか。そこら辺がある程度、現場のことを押さえていかなきゃいけない。不採択とさせて頂きます」 共産党 沢田英次区議 「30人学級は親とこの願い。来年は45道府県で実施する。政党レベルでもは、民主党は参院選挙公約で30人学級を掲げている。先進諸国で40人学級を行なっている国はない。請願は採択すべき」 全国に広がる30人学級。世界レベルで見ても、日本の40学級は異常。なんとワースト2位です。 私は一刻も早くこの品川でも30人学級実現のためにこれからもがんばります。 署名にご協力を。 なかつか亮
大井バザール ご協力ありがとうございました 12月5日大井バザールへのご協力ありがとうございました。今年もたくさんの方からのあたたかいご支援に支えられ、当日は350人を超えるご来場。朝まで続いた大雨も吹き飛ばし、笑顔があふれる楽しい一日となりました。今後とも地域に根ざした、元気のでる楽しい取り組みを進めていきます。ご支援よろしくお願い致します。
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