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2005年2月20日発行 第97号 ryo@nakatsukaryo.net |
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今年の保育料値上げが中止されました 品川区は今年の保育料値上げを中止しました。昨年発表された、3年連続の保育料値上げを1年目にしてストップ。うれしいニュースです。小学6年生までの医療費無料化に続き、保育料の値上げストップと、保護者の強い願いと共産党の論戦が区政を動かしました。しかし、区は「今回は見送りましたが、値上げに関する検討はしないというわけではありません」と話し、今後も油断はできません。 昨年、突然の年間10万円もの値上げ計画 昨年2月、品川区は保育料を3年かけて27%値上げ(平均世帯で3歳児未満年額9万4800円の負担増)する計画を発表。このままでは大変と「値上げ中止」を求め署名を開始。わずか5日間で1千筆を越える署名が区議会に寄せられました。 10月からの9%の値上げが強行、しかし… 第一回目の値上げ計画(昨年10月実施)は自民・公明・民主・無所属の会・生活者ネットの賛成で強行されました。しかし、議会論戦を通じ、品川区は「27%は政策的な目標。今回の提案はその内の9%。今後の値上げは社会情勢の変化、経済的な変化を見て判断する」と計画の変更もあり得る事を示唆。積み上げられた署名にこめられた保護者の願い、共産党の論戦が区の姿勢をゆすぶりました。 保育料値上げ・学童保育クラブ廃止 高橋区長は昨年の施政方針に「子育ての楽しさ広げる品川プラン」をトップに掲げましたが、実施したことは、23区でどこもおこなっていない学童保育クラブの廃止、保育園保育料の値上げ。いったい品川区は子育て支援を、どうに考えているのでしょうか。 渋谷区保育料『半額』 品川区の女性が一生の間に生む子どもの数が0・85。少子化克服は緊急課題です。渋谷区では子育て世代の経済的な負担を軽くしようと、保育料を所得に応じて引き下げを発表。年収800万円程の世帯は半額。年収1000万円の世帯は30%の減額します。保育料の引き下げは、運動の広がりしだいで可能です。 子育て支援の拡大を求める声をさらに大きく 各地で10年をこえる大運動が少しずつ子育て支援を広げています。子どもの医療費無料化制度は品川区小6までの拡大に続き、小学生以上に拡大した区は、北区、台東区、港区、世田谷区、中野区、葛飾区、大田区と前進しました。 昨年、共産党は子育て支援策として@保育料2子目半額3子目無料A認証保育園への補助B無料妊婦健診の拡大を提案。そして今回は@保育園の増設A家賃補助B出産祝い金制度を提案します。 出産祝い金条例を提案 共産党は子育て世代を応援するため、2月末から行なわれる第一回定例会で「出産祝い金条例」(出産時に、児童1人あたり5万円を支給)を提案します。少子化が深刻になり、子育て支援の充実が急がれています。その最大の理由は、不安定雇用(パート・アルバイト)の急増・所得の低下、長時間労働や高い医療費や家賃、保育園の不足など、子育てに必要な環境整備が急がれています。 第一回定例会始まります議会を見にきませんか 是非一度、区議会を傍聴してみませんか。品川ケーブルテレビでは伝わらない、議会の姿が、よくわかります。 2月23日午前10時 2月23日午後1時30分 2月24日午後12時30分 傍聴お待ちしております。 |