「下神明駅にもエレベーターをつけてほしい」
東急電鉄に設置を改めて要望しました

　先週の８日、二葉２丁目の方から「下神明駅にもエレベーターをつけて欲しい」とご意見を頂きました。後日、私は東急電鉄に設置を要望。東急電鉄は「２０１０年12月までに工事完了を目指し計画を進めていきます」と回答しました。

下神明駅にもエレベーターをつけてほしい

　先日８日、二葉２丁目をハンドマイク宣伝していたとき、近所の方から「先日のニュース読みましたよ。西大井駅にエレベーターがつくって本当ですか。今度は下神明駅にもつけて欲しい。あの駅の階段は、高齢者にはつらすぎる。町内のみんなが困っている」と話かけられました。

下神明改札口の様子

とても不便な下神明駅

下神明駅は長い階段を上がらなけれホームまでいけません。エレベーターやエスカレーター、昇降機、スロープいずれも未整備。大変不便な駅です。

お気軽に声をと言われても…

　東急電鉄は「未対応の駅をご利用の際は、駅係員にお気軽に声をおかけください」（ホームページより）と説明します。

　しかし下神明駅は駅員が少なく改札口には「御用の方はこのインターホンを押してください」と張り紙がはってあります。　ある高齢者の方は「いつも、忙しそうなので、手を貸して下さい、なんて申し訳なくてとてもいえない」「車椅子の人は隣の戸越公園駅を使っている」と話します。

　３年前にも、共産党は設置を要望。東急は「設計を進めていきます」と回答しましたが、現在に至っても何ら動きはありません。

東急に改めて設置を要望

やり取りをご紹介します。

10日（金）中塚

「下神明駅にエレベーターをつけて欲しい。工事の進捗状況を教えて下さい」

電話で応対した担当者

「課長は今、会議中なので…来週の月曜日にご報告します」

13日（月）中塚

「金曜日に電話した中塚ですが、課長はいらっしゃいますか」

電話で応対した担当者

「申し訳ございません。課長は今、会議中でして終わりましたら、こちらから電話します」

中塚「よろしければ担当者の方のお名前だけでも教えて下さい」

電話で応対した担当者

「それも含めて、改めてお電話いたします」

30分後

設置担当者

「お待たせして申し訳ございません。下神明駅のエレベーターの件ですが、現在、設計を進めている段階です。２０１０年12月までには設置を完了させなければいけないと考えています」

１日も早くエレベーターの設置を

　東急は「下神明駅はホームの幅が狭く設計が難しい。ご不便をかけて申し訳ない」と遅れている理由を話しました。私は改めて「１日も早く設置を進めて欲しい」と要望しました。

粘り強い運動が力に

　これまでも、大井第３地域センターや荏原第５地域センターのエレベーター設置運動の時も、当局は繰り返し「工事は難しい」と説明してきました。

　しかし、あきらめずに粘り強く運動を広げ、今ではどちらの施設も工事が完了しています。なお、西大井駅は来年度中には工事が終わる予定です。

　だれもが、いくつになっても元気に町を歩きたい。そんな願いがかなう品川を。