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2005年8月7日発行 第116号 ryo@nakatsukaryo.net |
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伊藤中学解体工事No2 前回のニュースでもお知らせしましたが、伊藤中学校の解体工事に対して品川区のずさんな対応に住民の怒りが沸騰しています。第1回説明会後、区は改善策を提示。28日(木)には第2回説明会が行なわれましたが、「散水の方法が説明と違う」「毎日続く振動で、船酔い状態」など砂ぼこりや健康被害等がたくさんだされました。
品川区改善策を提示 第1回説明会の翌日に品川区は (1)散水について 3点の改善策を近隣住民に示しました。第2回説明会当日には「皆様からのの御意見を受け、散水要員を現状の2名体制から増員し、最低でも3名体制。状況に応じ4名体制で行ないます。ガードマンを現行の2名体制から3名体制に増員。学校近くの交差点に1人追加配置した」と説明しました。 不十分な散水 説明を受けた参加者からは「砂ぼこりでのどが痛い。高齢者には一日中窓を閉めきり、クーラーをかけた部屋の中で過ごすのはつらい。気分が具合が悪くなった。健康被害をわかってほしい」「バス停を移動させ、滝王子通りからの工事車両の侵入は止めてほしい」「ひどい振動。週末、本当の地震があったが、工事の振動なのか、本当の地震なのかわからなかった。もう少し工事時間を改善してほしい。いつまで続くのか」「光学通りは狭すぎでダンプは危険すぎる。止めるべき」「約束では散水の体制を増やすはずだったが、私が見たときは以前と変らないチョロチョロ状態だった」「振動で、夏休み子供が勉強できない。子供も目がかゆいと言っている」と不満が次々と上がりました。 3台のショベルカーが動いているのに
もっとしっかり水をまいて 28日の説明会では「散水要員は最低でも3名」と説明。私は説明とおりに水をまいているか現地を確認に行きました。しかし、3台のショベルカーが動いているのにそこの散水要員は、たったの1人。近所の方は「品川区は口では『スミマセン。改善します』と言うが、いざ現場では結局は砂ぼこりだらけ。いったいどうなっているのか」と話します。すぐに私は、改善策と違う現場の状態を品川区に報告。担当課長は「すぐに現場と確認し対応します」と回答しました。 子ども達のための学校とは地域の協力があってこそ 学校は、地域との協力が何よりも大切です。ある参加者からは「最近は学校に不審者が入る事件が絶えない。地域の目で学校をもっと支えなければいけない。だからこそ、地域と学校は協力関係が大切なのです。一方的な今回の工事は、そうした信頼を崩すもの。品川区はもっと真剣に地域との関係を考えてほしい」と話していました。 学校は子ども達が学び成長する場所。それには地域や保護者の協力が大切です。品川区は地域への説明、協力関係をどのように考えているのでしょうか。もっと住民参加で学校作りを進めるべきです。ひとつひとつの意見に真剣に耳を傾け、説明会の継続、誠実な対応を。 |