日本共産党品川区議団TOPへ 「なかつか亮ニュース」目次へ |
2005年9月18日発行 第118号 ryo@nakatsukaryo.net |
||
お気軽にご相談ください 気軽な町の無料法律相談会 なかつか亮の駅前宣伝 |
品川区は学校の日照を守れ 品川の子ども達が通う学校が、同じく品川区の進める再開発ビルによって深刻な日照侵害に。とんでもない問題が明らかになりました。この学校は大崎小中一貫校(現在の第二日野小学校の場所)。学校を取り囲むように再開発ビル建設が立てられ、日影図(冬至)によると、午前・昼・午後は日陰に。21日(水)なかつか亮区議がこの問題を取り上げます。
高層ビルが乱立!!大崎・五反田 大崎駅や五反田駅の周辺は、品川区が進める再開発によって次々と高いビルが建設。私もJR湘南新宿ラインに乗るたびに町の変貌にびっくりします。 学校の3方向が百m級のビル建設 来年4月に開校予定の大崎小中一貫校はこのビル建設のど真中にあります。 東側には110mの開発ビル(02年完成)、南側に99mの開発ビル(現在工事中)、西側は160mの開発ビル(今年6月計画が決定)に3方向を囲まれ、太陽の日差しが遮られます。 学校から太陽の光を奪い、再開発に熱中する品川区。これが街づくりといえるのでしょうか。 品川区が進んで学校に日陰をつくるなんて、とんでもありません 近年、学校の日照を守る運動が都市部で始まっています。渋谷区では、千駄谷小学校・幼稚園のすぐ近くに住友不動産が一二七mの超高層マンションを計画。小学校、中学校PTAは「子ども達から太陽と青空を奪うな」と、学校等に日影を落と建築物に制限をかける条例を求め署名集め、1万筆を超える署名を渋谷区議会と東京都議会に提出。渋谷区では賛成多数で可決しました。都議会では自民党、民主党、共産党の都議が紹介議員となり、現在継続審査中です。 しかし、今回の問題は、学校の太陽を奪っているのは他でもない品川区。現状の法律では学校と言う理由での日照制限は無い事を悪用し、子ども達から日照を奪い、乱暴なビル建設を進めています。 こんな方法を許せば、区内の小中学校は次々と超高層ビルにのみ込まれてしまいます。学校には太陽は必要です。計画見直し、学校の日照を確保する条例が必要です。 |