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2005年10月9日発行 第120号 ryo@nakatsukaryo.net |
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誰もがいくつになっても元気にくらせる品川を 品川区議会では、10月3日から2週間にわたる決算特別委員会が行なわれています。私は総務費の審査の中で「ドアが重く、使いにくい、『だれでもトイレ』(障害者用トイレ)の改善、区有施設のバリアフリー化」取り上げました。品川区は改善を約束。区民の声が少し届きました。 「外出が不安」駅の段差・トイレの整備を 脳梗塞をわずらい、歩く事が困難になった方からお話しを伺いました。「天気の良い日は歩く練習も兼ねて近所を散歩していますが、少し遠くに出かけるときは電動車椅子を使っています。しかし、目的地まで段差や駅のエレベーター、車椅子でも入れるトイレの整備などなど、ひとつひとつ確かめてからではないと不安で外出できません。結局、外に出る事がためらいがちに。なんとならないだろうか…」
障害者用トイレから 01年東京都は「東京都福祉の街づくり条例」を定め、これまで車いす使用者のみを対象と考えていた従来の「障害者トイレ」を、「だれでもトイレ」と変更し、高齢者の方、介護者と一緒に行動しなければいけない方、乳幼児連れの方、妊娠中の方などが使用できるように位置づけました。 品川区は、この「だれでもトイレ」の場所を記した「ガイドマップ」を作成し配布しています。 しかし、名前が変っても、肝心のトイレの整備・改善が進んでいないのが現状です。使いにくいトイレはそのまま残されています。 私は決算特別委員会にて「だれでもトイレの改善」「区有施設のバリアフリー化」を求めました。
「トイレのドアが重い」「カギが閉めにくい」「照明スイッチに手が届かない」 使いにくい西大井駅前『だれでもトイレ』 西大井駅前にある「だれでもトイレ」は大変使いにくいです。 私は昨年から品川区に改善を求め、手洗い台の取替え、カギの改修など一部改修が行なわれましたが、いまだトイレのドアは重く、使いにくいままです。 だれでもトイレのドアは自動ドアに 引き戸型のだれでもトイレのドアは、手に力がかかるので、障害の度合いによって使えない方がいます。「だれでもトイレ」は、その名の通り、だれもが不便なく使えるように自動ドアにすべきだと思います。 しかし、自動ドアの導入率は3割ほど。私は「高齢者や乳幼児連れの方が多く利用する『なぎさ会館』『地域センター』『保健所』などの施設を優先的に急いで整備すべき」と区に改善を求めました。 改修後も改修されない? 大井第三地域センターはエレベーターの設置工事と同時に、「誰でもトイレ」のドアが改修されましたが、引き戸型のまま。集会所入り口も改修後も自動ドアではありません。 台場小学校では、学校改築にあわせ新しく「だれでもトイレ」が設置されましたが、それでもドアは引き戸型のまま。せっかく改修されても、使いにくいトイレでは困ります。 中小企業センターでは掃除用具が置かれていました。
改善を約束 品川区は「状況を確認し改善をします」と述べました。 これからも、一つ一つの区民の声を議会で取り上げ、だれもがいくつになっても元気にくらしていける、そんな品川区を目指しがんばります。 |