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なかつか亮 なかつか亮ニュース 2006年2月26日発行
第135号

ryo@nakatsukaryo.net

お気軽にご相談ください
雇用状況が悪化し、失業に伴う生活困窮が増えています。「派遣切りで収入が激減」「アパート代が払えない」など、生活相談はいつでもお電話下さい。
労働相談も受け付けていますます。ひとりで悩まず相談はお気軽に。
連絡先:区議控室 5742−6818(昼) 事務所 3773−3231(夜)

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高齢者を襲う大増税!最高は2倍!
介護保険料値上げは中止を

品川区は今年4月からの65歳以上の介護保険料の大幅値上げ案を発表。「こんなに上がるんですか」と驚きと怒りの声が広がっています。区議会には値上げ反対の署名がぞくぞくと寄せられています。いよいよ第一回定例会。ご一緒に、暮らしを守るため「値上げ反対」の声を上げましょう。

年金は減らされているのに…これ以上は限界

品川区は介護保険料の基準月額を600円値上げすると発表。

さらに、小泉内閣が進める高齢者への課税強化の影響によって、65歳以上で住民税非課税だった方の内、9000人が課税世帯に変更。その為に、区分によっては、月2475円の方が月4875円に約2倍に跳ね上がります。今でも年金から天引きされる高い保険料、さらなる値上げは高齢者にとっては耐え難いものです。

雪だるま式に膨れ上がる増税

増税は介護保険料だけではありません。右の図を見てください。 非課税世帯から課税世帯への変更によって、一人暮らしの年金暮らしの方(年金年収260万円)は国保料、住民税と共に上がり、年間の3.6倍に。約16万円の負担増となります。(2年間の激減緩和措置あり。所得税が上がるケースもあります)信じられない大増税が暮らしを襲います。

収入が低いほど程重い介護保険料の負担

高齢者の格差拡大

区の計画は低所得者ほど収入に占める保険料負担の割合が高く、逆進性の強い、不公正な制度です。

例えば、年間合計所得が200万円の方も1000万円の人も、それ以上の人も、みな同じ金額。逆進性の強い区分設定は改めるべきです。

逆進性の強い区分は改善を

品川区の4月からの区分段階は6段階です。これを負担能力に応じて区分を細分化し、高額所得者に応分の負担を求め低所得者の負担を引き下げる対策が必要です。

下の図をご覧下さい。年収が上がると共に軽くなる介護保険の負担割合。どう考えてもおかしいと思います。23区調査によれば、18区が7〜10段階と区分を拡大し、逆進性を抑える仕組みを作っています。

介護保険値上げストップの署名にご協力を

値上げ反対の署名が広がっています。区議会にも続々届けられ、怒りの強さが伺えます。署名はまだ、間に合いますので、いっそうのご協力をお願いします。

ご一緒に、どなたも安心できる介護保険制度を確立させましょう。