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2006年5月21日発行 第145号 ryo@nakatsukaryo.net |
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プラスチックごみが「不燃ごみ」から「可燃ごみ」に 「現行、不燃ごみとして分別・収集している廃プラスチック、ゴム、皮革類を可燃ゴミとして分別・収集する。品川区」 今年7月からモデル実施される地域(西五反田、荏原周辺)では、プラスチックを「可燃ごみ」との変更に「今まで『混ぜればごみ、分ければ資源』とごみの分別やリサイクルを地域で進めてきたに、なぜなのか」と疑問の声が上がっています。皆さんはどのように思いますか。 サーマルリサイクル 昨年10月、区長会でサーマルリサイクルの20年度本格実施が確認されました。あまり聞きなれない「サーマルリサイクル」ですが、「ゴミを燃やして、その熱をエネルギーとしてリサイクル(再利用)する」とし、今まで不燃ごみとして収集していた、プラスチックごみ等を「可燃ごみ」に変更するというものです。 しかし「身近なところからも環境問題を考えよう」と取り組んできた地域の方からは「リサイクルやごみ分別の足を引っ張るのでは」と心配しています。 燃えないゴミを燃やす工場 日本では、ごみを処理するために、莫大な費用をかけ、大量生産、大量消費、大量廃棄を野放しにしてきましたが、いま、そのやり方完全に行き詰まっています。あまり知られていませんが、既に、品川区では90年から各家庭から分別された不燃ごみを大田第二工場で焼却処分しています。 ごみの発生抑制こそ大切 「出たごみをどう処理するのか」の議論だけでなく「ごみの発生抑制」を基本とすることが大切だと思います。 プラッスチックごみの発生を減らすためには、製造、使用、販売する事業者に対して、廃棄まで責任を持たせる仕組みが大切だと思います。また、使い捨て容器から、繰り返し使える容器(ビン等)のいっそうの推進も必要です。プラスチックの焼却は、有害物質の発生や、地球温暖化、資源確保の観点からの問題もあります。 2年後には全区実施。皆さんはどう考えますか。
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