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2006年9月17日発行 第159号 ryo@nakatsukaryo.net |
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福祉先進区と言うものの…実態は特養ホームは18位(23区中) 特養ホームは全区に先がけけて整備」品川区はさかんに福祉先進区品川をPRしています。しかし実際は、特養ホームの整備率23区で最低レベル。入所待ちの高齢者は区内施設希望者だけでも500名余。これが福祉先進区と言えるのでしょうか。 8月30日、区主催の介護予防講演会が、きゅりあん大ホールで行なわれました。 講演会で濱野健前助役は「特養ホームは全区に先がけて整備した」と語りました。 しかし、特養ホームのベット数と老人人口を比べると、品川区は23区で18位と最低レベルの設備率です。 品川区は、今後の特養ホームの増設について「もう十分作った」という理由で建設計画はなく、「今後はケアホーム(有料老人ホームを作ります」と語ります。 特養ホームの待機者数は500名余。なぜ建設しないのでしょか。 特養ホームベッド整備率
庶民のくらし最優先の政治を 「格差」を正す政治を 格差社会の拡大、生活苦の広がり、住民の「いのち」と「暮らし」を守る自治体の役割を発揮するときです。 23区で比較すると、品川区の福祉は、特養ホームの他もグループホーム20位、老健施設21位といずれも最低レベルです。 今後、品川区が建設しようとしているケアホーム(有料老人ホーム)は、所得に余裕のある一部の区民しか入れません。月額利用料は28万円(要介護4)。第一号は西五反田に、第2号は都南病院跡地に、第3号は原小跡に建設しました。 一方、特養ホームは月額6〜7万円。所得に応じて利用料が決まるので、だれでも入れる施設です。一部の富裕層しか入れないケアホームを作るのではなく、だれでも入れる特養ホーム建設こそ自治体の仕事だと思います。 くらし・福祉を最優先 特養ホームに入所を待っているAさんは「特養にはいれず、しかたなく病院を3ヵ月ごとに転々。家族も本人もくたくたです。月19万円の負担も、貯蓄を削るしかない。こうした生活はいつまでもつのか」と語ります。 暮らしを襲う大増税は来年も、再来年も計画されている中、くらし福祉最優先です。品川区の財政は、基金残高でみると23区で3番目。ため込んだ基金510億円は区民の暮らしに使うべきと思います。 |