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2006年11月5日発行 第0161号 ryo@nakatsukaryo.net |
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ついに入学者ゼロ 今年4月、区立八潮中学の入学者がゼロに。品川区は、これを機に、八潮周辺5校をひとつの小中一貫校に学校統廃合する発表しました。 地域からは「ついに学校統廃合が始まった」「うちの学校はどうなるのだろうか」と不安の声が広がっています。私は「学校統廃合を招く、学校選択制や小中一貫教育は見直すべき」と追及しました。 子どもがいなくなった訳でもないのに…
「入学者ゼロ」となった八潮南中学。今年4月、春にはっても入学式が行なわれる事はありませんでした。 品川区は入学者ゼロの原因について「八潮団地固有の人口減少」と説明します。 しかし、新一年生の人口は今年4月で34人、来年以降も約30人を推移。子どもが居なくなったわけではありません。 「入学者ゼロ」は、学校選択制や小中一貫校建設が引き起こしたものです。
小中一貫校の周辺校は入学者が減少 小中一貫校を区内に6校建設 品川区は小学校と中学校を同じ敷地に併設する「小中一貫校」を合計で6校建設すると話します。 今年4月、大崎地域に第一校目の小中一貫校(日野学園)が開校。同時に周辺校の入学者は減少しました。品川区は「こうした傾向が内陸部のほうでも当然起こるだろう」と話します。 周辺校のPTA会長は「隣に小中一貫校が建設されたら小規校はますます生徒が減ってしまう。生徒の獲得競争が学校教育の姿なのだろうか」と話します。 新入生が40人を下回る小学校は区内に13校。 小規模校の保護者や町会関係者の学校統廃合への不安は募るばかりです。 母校をなくさないで 学校はみんなの母校であり、未来への希望です。 私は、競争の末に学校統廃合へと導く「学校選択制」「小中一貫校」は見直すべきだと思います。 今こそ、学校、地域、家庭の連携を強化すべきだと思います。 |