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2006年11月12日発行 第162号 ryo@nakatsukaryo.net |
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月額28万円のケアホームより特別養護老人ホームの増設を 特養ホーム入所者希望者が450人も待っているのに品川区はこの6年間建設ゼロ。その一方で月額利用料28万円のケアホーム(有料老人ホーム)の建設。日本共産党は決算委員会で「特養ホームの建設こそ急ぐべきだ」と求めました。 特養ホームの見解 品川区は「特養ホームやグループホーム建設など介護の先進区」とPR。 しかし実態は、高齢者人口に占める特養ホームの定数は23区中18位、グループホームは20位、老健施設は21位。 とても「先進区」などと、自慢できない状態ではありません。 濱野区長は日本共産党の調査に対して「高齢者人口で計るのはいかがなものか」と反論(?)しながらも「これで充分だとは思っていない。拡充も必要だ」と答弁しました。 しかし、その後の福祉高齢事業部長は「区外を含めると特養ホームは980人が入所しており充足をしている。今後はケアホーム、グループホームなど多様なニーズにこたえていきたい」と答弁。部長の答弁は、区長答弁より後退していると思います。
今こそ特養ホームを 私は、高額な利用料がかかるケアホームよりも、所得の低い人も含め、誰もが入れる特養ホームをつくることこそ急がれていると思います。 「税金の使い方が間違っている」 特養ホームを作って 現在、寝たきりで入院中のKさんは「特養ホームを急いで作ってほしい。区はケアーホーム西五反田を建設した上、今後さらに2ヶ所増設。月額利用料28万円(介護度4)のケアホームにどれだけの人が入れるのか。月額8万円程度では入れる特養ホームこそ急ぐべき」と話します。 説明会にて 10月26日、大井町駅前「きゅりあん」にて都南病院跡地に建設される施設概要説明会が開催。40〜50名ほどの近隣住民が参加し、それぞれの立場で発言がありました。 ある方は「ケアホーム、特養ホームの料金はいくらだ。特養ホームは待機者がたくさんいる。特養ホームが間に合っているなんてとんでもない。所得の高い人のニーズにのみ答えるのか、考え方が、税金の使い方が間違っている」と発言。会場からは拍手が挙がりました。 品川区は「これらのケアホームは20万円までにはならないようにする。特養は収入にもよるが7〜8万程度。特養は900名以上のベットを確保し、半年から1年程度で入所可能」と答えました。 勝ち組支援の品川区 私は、低所得者も入れる特養ホームを作らず、ケアホーム建設に精を出すその姿勢は、小泉内閣の勝ち組応援の政治と一体だと思います。 区民の願いに背をむけの品川区の冷たい姿勢を変えさせることが何よりも必要です。 |