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2006年7・8月特別号 ryo@nakatsukaryo.net |
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原小学校の利用計画問題 今年6月29日、品川区は原小学校利用計画案を発表しました。みなさんの意見・要望を品川区に送りましょう。 校舎・体育館を改修 「利用案概要」
西側校舎(現すまいるスクール)と体育館及び校庭は地域の活動・交流拠点。体育館は防災避難場所。 どんな施設? 「案」は住民の願いに沿ったものなのでしょうか。アンケートでは「公園など子ども達の遊び場」「避難場所や防災施設」「介護・高齢者施設」が強い要望に。区の利用計画案は一部に住民要望の反映もありますが、問題点もあります。(計画案は区ホームページ掲載中) 問題・疑問点 例えば「ケアホーム」。介護施設といっても、利用料は頭金30万円+月額約28万円(要介護4)と、とっても高額。特養ホームに比べ約4倍の利用料金では限られた人しか利用できません。(ケアホーム詳しくは裏面参照) また、計画案の「説明会」について品川区は、町会やPTΑ、区政協力委員会への個別説明は行なっていますが、地域住民への全体説明会は「区のホームページで掲載している」を理由に、住民説明や直接対話を拒否。 なぜ、住民の声に耳を傾け、意見や要望を話し合う場を設けないのでしょうか。 声をあげよう 品川区は計画に対する意見・要望の受付けを8月15日までとしています。たくさんの意見を区に届けましょう。 品川区窓口企画部企画財政課 みんなの声を届けましょう。 原小跡地に計画している介護施設「ケアホーム」ってどんな施設? 品川区の「原小利用計画案」では、校舎一階部分を個室・ユニットケアの入居型介護施設に改築すると説明します。「ケアホーム」とはどんな施設なのでしょうか。 介護施設とはいうが… ケアホームとは、品川区が進める60歳以上の入居型介護施設のこと。 第一号は2003年に西五反田の荏原市場跡地にオープンしました。 しかし、入居募集案内を見た方は「いったい1ヶ月30万円ものお金を誰が払えるんでしょうか。品川区は特養ホームや老健施設はつくらずに何を考えているのでしょうか!」と怒っています。 月額28万円の利用料 現在、区は第2号目のケアホーム建設を都南病院跡地に進め、第3号目を原小学校跡地に作ろうとしています。 利用料については、支払い方法が2つあり、要介護4では左の通りです。(ケアホーム西五反田参考例) 支払い方法@:頭金990万円、月額利用料約18万円 支払い方法A:頭金30万円、月額利用料約28万円 どちらを選んでも、あまりの高額に驚かされます。さらに、医療費やおむつ代は自己負担。そして、7月から9月、11月から3月までは、一人月2100円の冷暖房費の別途負担と、負担はさらに膨れ上がります。 誰もが入れる特養ホームこそ 待機者数が500人を超える特別養護老人ホーム。「1年待っても、2年待ってもなかなか入れない」と、老健施設を3ヶ月ごとに転々としている家族の方は訴えます。 しかし区は「特養ホームの整備は終了」とし「今後はケアホームを建設する」と説明します。 私は、介護施設というなら、ケアホームではなく、特養ホーム(月額6万円程)こそ急がれると思います。原小跡地問題。みなさんも品川区に声をあげましょう。区連絡先は表面です。 |