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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2000年10月29日発行
第86号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


中小企業相談員が
現場を訪ね工場調査
長年の提案が実現しました

 「今年五月から中小企業相談員が地域の中小企業を回っています」…十月六日に行われた決算委員会でわが党の菊地貞二議員の質問に商工課長が答弁しました。
 今回の訪問調査は「区役所に座って来るのを待つのでなく、発注や相談など現場を訪ねて生の声を聞くぺきだ」とわが党議員が繰り返し取り上げてきたことが実ったものです。
 市川商工課長は「区の中小企業相談員二人が、区の製造業検索システムに登録した八〇〇社を中心に企業訪問。事前にアンケート用紙を配布しその十日後訪問している。月に四十件ほど回り現在二五〇件回った」と説明しました。

 墨田では十八名が九千件訪問

 わが党沢田英次議員は墨田区の例を紹介「墨田区では、経営相談員十三名、取り引き相談員五名が協力し、区内中小企業九千社を訪問。さまざまな相談とともに受発注の注文を聞き成果を上げてきた。品川の相談員二名は圧倒的に少ない。また直接現場を調査したら、データペースに生きた情報を掲載すぺきだ」と提案してきました。


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中小企業センター
産業展示コーナー完成

 十月初めに、区立中小企業センター一階に「産業展示コーナー」が完成しました。
 この展示コーナーは、大田区の都立城南地域中小企業センターにあったものを移設したもの。区内の商業・工業の歴史特徴などわかるように、区内産業の高度な金属・機械加工技術でつくられた製品が所狭しと展示されています。
 わが党が議会で繰り返し提案してきたことが実りました。


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学校の教室にクーラーの設置を
決算特別委員会で鈴木が質問

 十月十六日に行われた文教費についての決算委員会で私・鈴木は、子供たちが学ぶ学校にクーラーの設置を求めて質問を行いました。

教室が蒸し風呂状態で、子どもがぐったり

 文部省では、夏季の教室の室温は「最も望ましい」が二五〜二八度、望ましいが三〇度以下と基準を定めています。異常気象といわれた今年の気温はどうだったでしょうか。データを調べてみてあらためて驚きました。三〇度を超えた日が七月には二四日もあったのです。最高だった日の気温は三四度です。夏休みが終わった九月には三〇度以上が十日、最高気温は九月二日の三七.八度、今年最高の気温でした。
 こんな中で「教室は蒸し風呂状態」「暑くて子供も教員も汗を流しながら授業をしている」「子供達が授業に集中できない」「具合の悪くなる児童が多い」とのことです。
 私は「都教組品川支部の要望書で、また校長会の要望書でもクーラーの設置が出されている。また、区教育委員会が進める「プラン21」でも施設設備委員会の課題として『快適な教育環境の整備』が位置づけられている。ぜひともクーラー設置を進めて頂きたい」と要望しました。
 これに対して区は「普通教室ということでは考えていない。今後コンピュータ室や図書室などについては検討していきたい」との答弁でした。しかしクーラー設置の具体的な計画はまったく立てられておらず、「何かの機会があれぱ」というだけのものです。
 私は「先生方からも、『せめて風通しの悪い教室や、騒音などのために窓を開けられない教室だけでも早急にクーラー設置を、当面の応急的な措置として各教室に大型扇風機を設置してほしい』と切実な要求が寄せられている。ぜひとも計画を立てて進めていくべき」と主張しました。