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2001年9月30日発行 第118号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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危険度の高い木造住宅密集地域での 災害に強い安全なまちづくりを 第3定例区議会で質問 「東京に区部直下型地震が明日起きてもおかしくない」といわれるもとで、安全で住みよい町づくりのために特段の努力が求められています。共産党区議団は8月末の神戸市長田区の視察をもとに今定例区議会で「震災に強いまちづくりを」の質問を行いました。 危険度は軒並み3〜5! あなたの町の危険度は? (下図を参照) 東京都は地震災害から都民の生命と財産を守るため、防災を考える際に欠くことのできない指標として、各地域の地震災害に対して危険度を測定調査し、5年ごとに公表しています。私は今回あらためて地域の危険度を調べてみてその高さに驚きました。 中延・旗の台・西大井は木造住宅密集地域が特に多く、建物倒壊危険度・火災危険度が軒並み3〜5という高さになっています。 品川区は、老朽住宅が密集し、道路・公園などの公共施設が不足しているなど、住環境や防災上の問題を多く抱える地域を指定し「密集住宅市街地整備計画事業」を進めています。旗の台4丁目・中延5丁目を重点整備区の一つとして国や都の承認を得て指定し、老朽建物の建て替え促進や、防災広場整備、防災道路拡幅などの計画を立て事業を進めてきました。H・1年から10年間の予定でしたが不燃領域率は24.7%から25.5%とわずかに改善されたのみで 目標の40%には程遠いものでした。区はさらに7年間期間延長を行いH・17年まで事業を進めています。12年度には旗の台、中延の両地に公園用地を取得することができました。 今後、区はH・13〜17年の間に、新たに東中1・2丁目と中延2丁目、西中2・3丁目を密集市街地の整備地域として国や都の承認を受けるために調査を始めるとしています。各地域にまちづくり協議会を立ち上げ、住民から意見を聞くとのことです。 共産党上山議員は今回の定例会で、事業を実態に合わせてさらに進めるために以下質問を行いました。 @不燃化住宅への建て替え補 助は戸建て住宅まで対象を 拡大するよう国や都に働き かけること。 A指定地域以外でも危険な地 域には不燃化の助成制度や 住民の取り組み支援を行う こと。 B地震に対し建物の診断を行 う相談窓口や専門家の派遣 制度を設けるべき。 区長は@に対しては賛意を示しました。 共産党は安全で住みやすい町をつくるために全力で取り組みます。皆さんのご意見をぜひお寄せください。
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