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2002年3月24日発行 第138号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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高齢者・ひとり親家庭などへ家賃助成制度 受け皿なく、18年度で廃止 「助成が切られたらと考えると夜も眠れない」「そのときはホームレスになるしかないかもしれない」など切実な声が寄せられています。区は、高齢者や障害者、ひとり親家庭のための民間賃貸住宅家賃等助成制度を、受け皿もないまま18年度で打ち切るとしています。 歳を取ると住宅の確保も大変です 高齢者住宅に入れるのは 215人の希望者の内、
高齢者住宅の建設、区単独での家賃助成など要望 私は、高齢者の生活状況を示し具体的に改善を求めました。「83歳の女性は4万7000円の家賃で(元の家賃は3000円)4万円の助成を受けています。6万円の年金で生活していますが、いくつもの病気を抱えているので入院したときのことを考えるとお金は使えない。それでも自分の力で頑張りたいと、切り詰めて切り詰めてつつましく生活しています。家賃助成が切られたらと考えると眠れなくなると言われている」 改善提案の内容は@高齢者住宅の増設A区が助成している2万円を単独で続けていただきたいB住宅あっせんの内容改善とPRをの3点です。 高齢事業課長は、「高齢者住宅増設と区の単独助成は行う意思はない」と冷たく答弁しました。住宅あっせんについては「PRに努めたい」「同時に制度が十分活用できるよう検討していきたい」と答弁しました。 次々と福祉切捨てが行われ、もっとも生活が厳しい高齢者や障害者、ひとり親家庭がますます大変になっています。母子家庭の児童扶養手当削減についても今回の予算委員会で取り上げ質問しましたので次週以後報告します。政治のあり方、自治体のあり方があらためて問われています。
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