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鈴木ひろ子

こんにちは鈴木ひろ子です。

2003年12月21日発行
第210号

suzuki@jcp-shinagawa.com

無料 法律・生活相談会
日時:2024年02月22日(木)17:30~
会場:鈴木ひろ子事務所 中延2-11-7 3783-8833
弁護士さんが対応します。どんな問題でもお気軽に。


またまた差額ベッド代が戻る
「しんぶん赤旗」の記事読んで
某大学病院に交渉して45万円

 「ひろ子ニュース」7月27日号で「某大学病院に『しんぶん赤旗』もって交渉 差額ベッド代36万円戻る」のお知らせをしましたが、今回違う方が「しんぶん赤旗」を読んで病院に交渉した結果、45万円が戻ってきました。

 Tさんのお父さんは某大学病院に2ヶ月ちょっと入院をしていました。4人部屋で差額ベッド代が1日7000円。「差額ベッドのない部屋に移してほしい」と要望しましたが、「差額ベッドのない部屋では酸素吸入など設備が整っていないので必要な治療ができない」と断られました。

 Tさんは「しんぶん赤旗」の「知らないと損、差額ベッド料・こんな場合は払わないで済みます」の記事を読み病院に交渉。初めは「減額します」などと言っていた病院側も、Tさんが「治療のために入った病室の場合、差額ベッド料は請求できないのではないか」と赤旗の内容で交渉すると、差額ベッド料約45万円が全額戻って来ることになりました。

差額ベッド料
どんな時に払わないで済むのでしょうか

 厚労省が差額ベッド料金を請求できないとしている基準は

1.同意書によって、患者さんに 確認をとっていないとき。

2.「治療上の必要」で移したとき。
*救急患者、術後患者などで病 状が重篤なために安静を必要 とする人、又は常に監視が必 要で、適時適切な看護や介護 を必要とする人。
*免疫力が低下して、感染症に かかるおそれのある人。
*集中治療の実施、著しい身体 的・精神的苦痛を緩和する必 要のある終末期の人。
 これらの場合は、仮に同意書 を出していたとしても払う必 要はありません。

3.患者の選択でなく、病棟管理 などの必要から移したとき。


10年来の運動実り「公営火葬場」完成
臨海斎場1月15日オープン

品川・大田・目黒・世田谷・港 5区の共同設置・運営

 品川区議会は、12月2日、オープン前、仕上げの段階に入った臨海斎場の現地視察を行ないました。

 斎場は5区が共同で設置・運営するもの、来年1月から開始します。内部はほぼ完成し、現在外構工事が急ピッチで進められています。
 施設は火葬炉8基、葬儀式場(70席)4室と待合室などです。

管理・運営は、ビル管理会社に、火葬は、火葬炉メーカー、屋内清掃は、大田区の社会福祉法人、売店は品川区のNPO法人に業務委託されます。 大井埠頭の環七沿い、大田スタジアムの向かいです。

利用料は桐ヶ谷斎場の2分の1

  誰でも最後にお世話になるところ、負担にならない料金を求めてきました。全体で桐ヶ谷斎場の約半分。火葬料は23000円(12歳以上)、葬儀式場は1室56000円です。

 「桐ヶ谷斎場への一局集中を解決してほしい」公営斎場建設を求める桐ヶ谷地域の環境を守る会のみなさんの、請願署名、都知事への意見書など、10年来の運動が実ったものです。


東中延公園にトイレが付けられます

 子どもたちが元気に遊び、区民が憩う公園。「トイレをつけてほしい」という要求がいろいろなところからあげられています。

 品川区は公園のトイレを年1ヵ所づつ整備していく方針ですが、今回、中延アーケード街すぐそばの「東中延公園」にトイレ設置の方向を決定しました。東中延公園のトイレは来年度以降設置するとしています。町会や商店会より繰り返し要望が上がっていたものです。

 詳しい時期や内容についてはわかり次第お知らせします。