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2004年2月8日発行 第214号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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旗の台4丁目の水害対策 都と区から具体策が示される 1月30日、旗の台4丁目の水害対策について、秋田かくお都議と私・鈴木と地域の被害を受けた方々が都の下水道局の方5名と区の矢部下水道河川課長より調査の結果と対策について説明を受けました。 浸水被害をなくすため以下の4点が確認されました。 1.馬込方面からの雨水処理のため、坂の途中に道路横断側溝を設置する これは一昨年、旗の台4丁目の旗の台小学校近くの水害について相談があってから取り組み、雨水ますをグレーチング蓋に変えたり、道路横断側溝を作ったり区に対応していただいたにもかかわらず、昨年の10月13日にはまた浸水被害にあいました。この10年間で4回の浸水で被害額は数百万円に上ります。「何とかしてほしい!」地域の方の切実な思いです。 今回、共産党秋田かくお都議にも入ってもらい地域の方から被害状況を聞き一緒に現地調査、都の下水道局への申し入れを行い、あらためて調査、対策の検討がされました。 説明会のなかで住民からも実態や要望が出され、話し合いの中で上記の対策が約束さたものです。 みなさんどう思いますか?9.4Kmの首都高中央環状「品川線」 中央環状品川線は、中央環状線(全長約46km)の一部で南側部分を占めることになります。目黒区青葉台から八潮三丁目まで、山手通り及び目黒川の地下を通る9.4kmにわたる地下式の高速道路です。品川区八潮三丁目において高速湾岸線に接続します。王子線の工事が終了し、現在、新宿線の工事が進められています。 品川線と合わせた三線の工事費用は約2兆円。品川線の総工事費は4000億円に上ります。平成16年度に都が都市計画決定をし、26年度完成を目指すとしています。 五反田、南品川・八潮の換気所付近の大気汚染は? 東京都は、中央環状線の整備で、都心環状線に集中する交通の迂回・分散を図ると説明していますが果たしてそうでしょうか。環状6号線は、一日の交通車両が73万台と言われています。そこに、高速道路を建設すれば渋滞をさけて迂回していた車両まで呼び込むことにならないでしょうか。 地図にあるように、換気所は五反田、南品川、八潮の3ヶ所につけられます。現在でも大気汚染によって、五反田喘息と呼ばれるほど喘息被害者が多発、沿線には学校や保育園などが立並ぶ地域に出入り口や換気所が設けられることになります。 ムダな高速道路建設が問われている今、巨費を投じての環状品川線、環境問題や必要性をあらためて考えることが求められているのではないでしょうか。 |