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2004年11月7日発行 第244号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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どうなる介護保険 (シリーズその6) 10月23日、日本共産党区議団とふじた美佳事務所、品川地区委員会は、小池晃参議院議員(党政策委員長)を講師に荏原第五地域センターで「介護保険を考える学習懇談会」を行いました。会場にあふれるほどの参加者で、介護をされている方や現場で働く方々から介護保険制度の問題点が次々と出されました。 制度の改善は1.5兆円でできる! 小池晃参院議員は「介護保険の根本問題は保険料を払ってもサービスが使えないことだ。いざ使おうと思ったら利用料が払えない、いざ特養ホームに入ろうと思ったら施設がない。ところが政府与党は、20歳から保険料を取り、利用料を引き上げる、特養ホームの部屋代や食事代などを負担させ、軽度の人を介護保険からはずしもっと使えない制度に変えようとしている。見直しで必要なのは、誰もが必要なサービスを受けられる仕組みに変えること。1.5兆円あればできる。長銀に8兆円もつぎ込んで10億円で今の新生銀行に売った。こんな税金の使い方を変えればできる。今こそ地域の隅々から介護を考える様々な運動を起こしていこう」と訴えました。 今でも介護費用がたいへん。2〜3倍は耐えられない… 介護をしている方は「24時間ほっとする時がない。品川はいいというがデイケア―は半年で打ち切られ、ショートスティも空きがなくては入れない。医療と介護の費用で家計の20%を占めている。利用料が2〜3割になったら耐えられない」「母は介護度5、限度額では足りない。特養にも入れないし、家族みんなが疲れて具合悪くなっている」。制度発足前に介護していた方は「介護保険前の方が良かった。ヘルパーさんに週2回、看護婦さんに週1回来てもらい安心して介護できた。全部無料だった。福祉手当も5万5千円出ていた。介護保険で老後は安心と思ったのにたいへんな状況になっている。それがもっと悪くなる。声をあげていかないとだめだ」などなどあふれる思いが次々と語られました。 共産党は「介護保険の改善を求める署名」に取り組んでいます。ぜひご協力ください。 新潟県中越地震 ・ 救援募金へのご協力ありがとうございました 10月29日、11月1、2日UFJ銀行前や荏原中延、中延駅などで行いました新潟県中越地震の被災者救援募金にたくさんの方にご協力いただきました。若いお母さんが小さい子どもさんに「入れてきなさい」とわたして下さったり、年金暮らしでこんなことしかできないからと声をかけてくださった方、高校生や中学生もたくさんの方がしてくださいました。声が聞こえたからとわざわざ持ってきて下さった八百屋さんや質屋さんなどなど、募金活動をしながら私たちが熱い思いになりました。 中延地域の3日間で約8万1000円の募金が寄せられました。(11月2日現在)品川全体をまとめて、皆さんの思いをふじた美佳さん、新潟県出身の後藤地区委員長が直接新潟県に届けに行きます。引き続き、地域でも取り組みますのでご協力よろしくお願いいたします。 |