前のページへ戻る           日本共産党品川区議団TOPへ

鈴木ひろ子区議 議員提出第10号議案「品川区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」の本会議説明

2013.11.22  鈴木 ひろ子 区議

 議員提出第10号議案「品川区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」について、提案者を代表し説明いたします。

 本条例は、議員が議会に出席するたびに4000円支給されている費用弁償を廃止するため、第7条を削除するものです。

 以下理由を述べます。

 今回同時に自民、公明、民主改革ネット、みんな無所属の4会派が一律2000円支給とする一部改正案を提案しています。2000円とする提案理由を「社会通念上」と説明しますが、これでは明確な根拠とは言えず、区民の理解は得られません。

 議員が本会議や委員会に出席することは議員本来の職務であり、議員報酬のほかに日当や手当が支給される合理的な理由がありません。議会に出席するための交通費というのであれば、実費を基本とすべきと考えます。

 2年半前の区議会議員選挙でも、多くの議員が「費用弁償の廃止」「出会手当の廃止」を選挙公報に明記し、区民に公約しました。これは、議会出席時の費用弁償が区民の理解が得られるものではないため、改正が必要との思いからだったのではないでしょうか。全国で廃止する自治体が広がり、23区の議会でもすでに4区議会が廃止し、他の2区議会が交通費実費払いとしています。
以上の理由から、議会出席時の費用弁償は廃止すべきと考えます。

 施行日は平成26年1月1日です。

 なにとぞご検討頂き、賛成いただきますようお願いいたしまして提案説明とします。

参考資料

議員提出第10号議案 品川区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例(PDF)

ページトップへ

前のページへ戻る           日本共産党品川区議団TOPへ