品川区は16日の議案説明会で第一回定例会(28日開会)に低所得者の介護保険料を減額する条例改正の提案をおこなうことを明らかにしました。
区は、介護保険条例に「区長の定める特別の事情があるもの」を盛り込み、規則で詳細を定めるとしています。
説明によると
(1)対象は保険料第2段階で生活保護基準以下、
(2)減額の範囲は2475円を1650円に、
(3)実施は今年10月から、
としています。
実際の減額される見込は1200名前後と見られます。
高橋区長は保険料減額の理由を「各党から低所得者の負担軽減を求める要望が出されたから」としています。これは、品川社会保障推進協議会などの低所得者の保険料減額を求める署名運動や懇談会の開催、日本共産党の2回にわたる条例提案が、区長や自民、公明、民主など与党を動かす力となりました。