品川区の13年度当初予算案では中小企業対策費が、7億5千万円から9億円、対前年比で実質20%の大幅増となり、大きな前進がみられます。品川区は今年4月に向け産業振興マスタープランの制定を進めており、その初年度の予算編成が注目されていました。
都が今年度で打ち切ったが来年度も継続されることになりました。中でも「新製品・新技術開発促進事業」は中小企業に最大で250万円を補助する制度で継続の要望がありました。この制度は日本共産党都議団の提案で東京都に作られたものです。党区議団は「都が打ちきった場合でも区の独自施策として継続する」ことを繰り返し提案してきました。
中小企業融資斡旋で返済期間の延長。
IT関連で中小企業センターにパソコン20台を設置、無料パソコン講座も大幅に拡大。戸越銀座商店街のインターネット活用による買い物情報の提供も予算化。
西大井駅前再開発地区で製造業技術支援・特許の相談・受発注の相談コーナーを設ける事業も展開されます。
<参考>
・期待高まる中小企業支援計画、2001年4月めざし産業振興マスタープラン策定(「区議会報告」2000年12月号)
・大店立地法のもと、地元商店街守るルールづくりを(2000年6月の第2回定例会における宮崎克俊区議の一般質問)