品川区にはこれまで同和相談員は2名いましたが、2001年度から1名に削減する見込となりました。2000度予算では相談員2人分634万円を計上していますが、2001度予算案では1人分332万8千円と半減させています。
品川区は「相談員が高齢のため退職した」としています。しかし、実態は共産党の「同和相談は一般施策の中でおこなうべきだ」「相談員を削減せよ」など何年にもわたる議会での主張が実ったものといえます。
同和相談は行政が主体でおこなうのではなく部落解放同盟(解同)に一任、同支部の推薦で非常勤職員2名が担当してきました。「相談室は事実上、部落解放同盟の事務所として使われており、同和相談員の報酬は同支部の専従の給与となっている」厳しい批判が寄せられていました。
部落解放同盟は各地で暴力事件や利権事件をおこしてきました。品川でも1988年に映画鑑賞サークルが「橋のない川」(今井正監督)の上映解同の妨害で中止になっています。
部落解放同盟は暴力的脅しをかけ、品川区は会場となった五反田文化センターの貸し出し取り消し、映画会は流会となりました。
部落解放同盟についてはhttp://member.nifty.ne.jp/ZENKAIREN/をご覧下さい。