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アメリカ合衆国における同時多発テロ事件に関する決議

2001年10月19日

品川区議会は10月19日の最終本会議で「アメリカ合衆国における同時多発テロに関する決議」を全会一致で決定しました。日本共産党品川区議団は9月19日、「アメリカ合衆国における同時多発テロ事件を糾弾する決議」案を提出、各党持ち帰り検討となっていました。18日の議会運営委員会では自民党案も示され、各会派が協議の結果、今回の決定となったものです。

共産党は今回のテロ事件に対し(1)武力報復に反対し、国連中心の国際法にもとづく裁きを求める、(2)決議は武力報復を実施させないためにも9月21日の本会議での議決を主張してきました。

決定された「アメリカ合衆国における同時多発テロに関する決議」はつぎのとおりです。

アメリカ合衆国における同時多発テロに関する決議

9月11日、アメリカ合衆国で発生した大規模な同時多発テロは、無差別大量殺りくテロであり世界の平和と安全に対する重大な脅威であると共に、自由と民主主義を国の基本理念とする我々にとって絶対に許すことのできない行為である。

品川区議会は、犠牲となられた多くの方々に対して、心から哀悼の意を表すると共に、このような人命を全く無視した非人道的なテロの根絶を強く願うものである。

政府は、国際社会と協力して世界における類似事件、生物・化学兵器テロ等、新たな事件の発生防止を図ると共に、国内外の安全確保について、最善の措置を取られるよう強く求めるものである。

品川区議会

参考:日本共産党議員団が提出した「アメリカ合衆国における同時多発テロに関する決議(案)(区議会報告2001年10月号より)

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