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生活と健康を守る会14項目の予算要求書提出

品川生活と健康を守る会(田口章夫会長)は12月27日、品川区濱野健助役に来年度予算編成に当たり「2005年度予算に対する重点要求書」を提出しました。

 守る会から項目ごと要求内容の説明をしましたが、助役は「予算編成時期だが、承って編成にかかりたい」と述べました。

同日の要請には、守る会から7名が、党区議団から沢田英次、飯沼雅子区議が参加しました。

要求項目は(1)生活保護の申請を希望する人に無条件で申請書を渡し、申請は無条件で受け付けること、(2)介護保険料見直しにより保険料引き上げを行わないこと、(3)寝たきり高齢者等への紙おむつの支給は希望により現金支給すること、など14項目でした。

守る会より「生活保護申請に何度も行かないと受け付けてもらえない状況。改善して欲しい」「特養ホームを待っている人は500名を越えており入所できるまで4〜5年かかる。増設して欲しい」「紙おむつは区より現物支給されているが、病院によっては布オムツのところがあり使えないところがある。23区では品川、杉並、中野以外は現金支給をしており、品川でも現金支給して欲しい」と説明。濱野助役は「皆さんの主張はわかるが福祉の考え方が現物給付から、自立に移行している動きを無視はできない。介護保険は品川では堅実に推移しており、値上げしないとはいえないが大幅アップにはならないと思う。特養ホームについては選択肢を広げていきたい」と述べました。

品川区濱野健助役に2005年度予算に対する重点要求書を渡す田口章夫会長
品川区濱野健助役(左)に2005年度予算に対する重点要求書を渡す田口章夫会長(右)

2005年度予算に対する重点要求

2004年12月27日

東京都品川区大井4−6−3 共永ビル2階
      電 話(3773)2391
      FAX(3773)2573
品川生活と健康を守る会
会長  田口章夫

品川区長 高橋久二 様

  1. 生活保護の申請を希望する人に無条件で申請書を渡し、申請は無条件で受け付けること。
  2. 生活保護の法外援護を継続して行うこと。入浴券支給は削減しないこと。
  3. 一時的に生活費が必要となった世帯に小口資金を貸し付ける制度をつくること。社会福祉協議会の小口生活資金貸付制度は貸付額を引き上げること。
  4. 収入が少なく納入が困難となった世帯に、住民税の減免を実施すること。
  5. 収入が少なく納入が困難となった世帯に、申請により国民健康保険料の減免を実施すること。
  6. 収入が少なく支払いが困難となった世帯に、国民健康保険一部負担金の減免を実施すること。
  7. 介護保険の見直しにより保険料の引き上げを行わないこと。
  8. 低所得者に対する介護保険料減額制度の所得基準を引き上げること。
  9. 高齢者、障害者、ひとり親家庭の民間賃貸住宅家賃等助成制度を存続すること。
  10. 高齢者住宅あっ旋事業の対象となる家賃の限度額を実情に見合って引き上げること。
  11. 区内に特別養護老人ホームを建設すること。
  12. 寝たきりの高齢者等への紙おむつの支給は、希望により現金で支給すること。
  13. 障害者に対する福祉タクシー利用券の支給枚数を増やすこと。
  14. 住宅に困窮する低所得者のために区営住宅などの住宅を建設すること。
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