相も変わらず再開発に補助金投入
東五反田二丁目の民間マンションに四九億円も
(一戸あたり七五〇万円)
なんか変だと思いませんか。三井不動産など民間が進める開発に国からの補助金が四九億円もつくというのです。東五反田二丁目第一地区開発事業は三井の他にフジタ建設など十一社が名を連ねています。
十月の決算委員会で、わが党議員は「民間マンションの最多価格は七千万円、こんな高い価格では区民は手が届かないのに、一戸当たり七五〇万円もの補助金をつけるのはおかしい。金持ち優遇ではないのか。」「開発を住宅中心にしたからといって補助金投入も手放しでOKする訳にはいかない。」と、区が進める開発推進姿勢を批判しました。
自民・公明などの現政府は、開発に投入する補助金は通常六〜七%なのに、住宅には補助金の割合を多くする(一八%)しくみをつくりました。そのために、品川区は事務所ビル中心の開発から住宅中心へと転換してきましたが、できる住宅の多くは、庶民には購入できにくい高級マンションばかりです。
もうひとつの計画は、大崎一丁目・金羊社周辺の開発です。ここも三井不動産、不動建設、大林組が住宅を六〇〇戸建設するといいます。総事業費六〇〇億円、補助金は一二〇億円・補助率二〇%です。
これらの開発について、わが党は問題ありと考えますが、区の財政が痛まないからいいんだといいます。本当にそうでしょうか。
たしかに、「補助金」の出所は国ではあっても、税金ですから区民には無関係ではありません。ましてや今、国の税金の使い方と公共事業のあり方に異論が出ており、見直しが強く求められています。
品川区が言うように、区の独自財源でないからいいんだではけっしてすまされません。
民間開発業者が住宅を建設し
区が区民住宅として購入予定
区が、三菱マテリアル跡地(現在は区の第二駐車場として使用中)に中央公園と区民住宅を建設予定していますが、その計画の情報がとどきました。
品川区役所の通りを挟んだ向こう側に、数年前に品川区と民間事業者が共同で開発を計画していた土地(現在は第二駐車場になっています)があります。
不況などで民間側は開発を断念したため、区が民間が持っていた土地を購入し中央公園(仮称)を計画しています。
今回取り上げた土地は、現在体育館がある所です。
区の説明では、「三菱マテリアル・三菱建設より、土地と建設する住宅を一括して譲渡する開発計画が提案された」として、区民住宅として買い取る予定だといいます。しかし、この不況下、住宅を建ててもなかなか売れず販売に苦労しています。建設したものを区が買い取ってくれるというと民間業者にとっては確実に売れるのですから、これほど「うまい話」はありません。
大ざっぱな計算ですが、一戸当たり四四〇〇万円、分譲なのか賃貸なのかまだ不明ですが、区民にとって手頃な価格であってほしいのですが、果たしてどうなのでしょうか。区民の切実な願いは、安心して住み続けられる価格の住宅です。その期待にしっかり応えられるようにしてほしいと強く思います。
南大井支部と後援会主催のふれあいバザーは大成功でした。
ご協力いただきありがとうございました。
「マドレーヌやおでんもありチョット楽しいバザーですね」と喜ばれたり、健康相談コーナーもあってヒットでした。
また、来年もやります。
八潮後援会の企画
電車で行く秋の旅バーベキューと餅つき
日時 11月12日(日)
場所 茂原市の増田自然農園
費用 大人 5500円
申し込みは 南恵子事務所へ Tel.3790−1523
主催 日本共産党八潮後援会
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